ミラクル！野良犬が自分で病院に来た
netgeek 2021年3月16日ブラジルのセアラにて、1匹の野良犬が自ら病院に訪れるというミラクルが起きた。
監視カメラに決定的瞬間が！
後にQuindimと名付けられる犬は怪我をしており、路上を彷徨っていた。クリニックの外と中を録画している監視カメラを確認すると近くを歩いたり、横になって昼寝をしたりした後、クリニックに入ってくる様子が映っていた。
この犬は、運命を変えることを決心し、獣医クリニックのVetVipに足を踏み入れたのだ。きっとここが病院であることを知っていたのだろう。
幸いにも獣医のDayse Ferreira daSilva先生がその場にいたため、すぐに対応した。
Dayse Ferreira daSilva「入ってきたとき挨拶したかのようで、怪我をしていることを伝えるように負傷した前足を差し出しました」
奥の診察室を指差してそちらに移動するよう言うとQuindimは理解したようだった。
検査の結果、伝染性の高い感染症であることが分かった。痛みを我慢していたQuindimは治療と向き合うことにしたのだ。
綺麗に洗ってもらって気持ちよさそう。ずいぶんと賢い犬だ。
「治療は非常にうまくいっており、服用した薬に副作用はありません。Quindimは愛情深いうえに遊び心があり、とても外向的で他の動物と良好に付き合っています」
Instagramに写真と動画を投稿したこともあり、10人前後の人が里親に興味をもっているが、新型コロナウイルスの影響で飛行機に制限がかかっており犬を輸送するのが難しい。それゆえ近くの人を優先することになりそうだ。
写真を見るだけでもQuindimがいかに利口で人懐っこいかが分かる。人間のことが好きで信頼しているからこそ助けを求めることができたのだろう。
近いうちに正式な里親が見つかり、新たな生活が始まるはずだ。