ロックダウン中に犬の棒ライブラリーを作ってみた
netgeek 2021年3月8日新型コロナウイルスでロックダウン中、カナダの家族は地域の犬のために画期的なアイデアを思いつき実行した。
犬は喜んで使ってくれるはず。
父であるデビッド・カーターさんと息子のジェレマイア君(10歳)は、地元のドッグパークに自由な「棒ライブラリー」を新設した。
この試みはすでに成功しており、例えばカナダのサスカトゥーンに住むゴールデンドゥードルであるナラ(2歳)は棒ライブラリーの利用者で、遊ぶのに使っている。
きっかけはニュージーランドのアンドリュー・テイラーさんがソーシャルメディアで公開したアイデアだった。ロックダウンで退屈していたカーターさんは色々と思案し、電動工具を使って棒ライブラリーを完成させた。
通常木の棒というものは道に落ちていたら掃除されてしまうし、それが犬がくわえやすい大きさとも限らない。意外と良い棒と出会う機会は少ないのだ。
棒ライブラリーにちょうどいい棒を集めることで犬たちはきっと楽しんでくれるだろう。
…ということで棒ライブラリーは1月17日に地元のアバロンドッグパークにてオープンし、続いて別のドッグパークにも導入された。
無料で使うことができ、延滞金はなし、返済義務はなしで新しい棒は毎週補充される仕組み。デビッドさんはジェレマイア君は今後、落とし物ボックスやボールライブラリーの設置も考えている。
この話はインターネット上で共有され、多くの人を感心させた。言ってみればただの箱なのだが、多くの犬を幸せにしたことは間違いない。