顔に歌舞伎模様がある子猫のウィスパーズ
netgeek 2021年2月27日南カリフォルニア州を拠点にし、すべてボランティアスタッフのみで活動する動物保護団体のWrenn Rescuesは数週間前、ケアが必要な子猫たちがいると連絡を受けた。
模様が特徴的だ。
子猫たちの体は汚れており、痩せているうえに健康上の問題もあるようだった。スタッフのAshley Kelleyさんは世話を担当することを申し出て24時間体制でケアを始めた。
注目すべきはウィスパーズと名付けられた猫。顔に歌舞伎模様のような特徴的な柄がある。
ウィスパーズはとても小さい体をしていたが、栄養補給とサプリメントのおかげでファイターのように元気になった。
「食べたらすぐに昼寝するのでケアなど必要ないという態度です」
それでもウィスパーズは起きているときは人間か他の猫に絡む。一人ぼっちは嫌なようだった。
妹のローナとは仲良しで、ウィスパーズが毛づくろいをしてあげている間、ローナは大暴れする。そしてその後一緒に眠るのが日課だ。
ボランティアスタッフのエリンさんと息子のクリス君は世話を引き継いだ。
「専用の部屋を作り、バスルームと遊び部屋を用意しました」
子猫たちははじめ、おもちゃの使い方を理解していなかったようだが、すぐに遊び方を学習した。ウィスパーズとローナは一緒におもちゃをチェックする。
エリン「2匹はずっと一緒です。今も平手打ちの戦いをするし、戦うのを見るのは面白いです。どんどん大きくなり、その成長スピードは加速しています」
もっとも、ウィスパーズはまだ年齢の割には体が小さい。
「ローナは大胆な性格で、ウィスパーズは小柄なお姫様のようです」
2匹は部屋を駆け回り、自由奔放に遊ぶ。ウィスパーズは生後7週間で1ポンドの目標体重に到達した。
「ついにここまで来ました」
喉を鳴らすゴロゴロマシンとなった猫は顔をこすりつけ、首の横に寄り添うのが大好き。
痩せこけていた子猫は親切な人間に保護されたおかげで幸せになった。これからもすくすくと大きくなっていくことだろう。