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灰色の野良猫は人間と暮らすことを選んだ

netgeek 2021年2月23日
 

外で暮らしていた可愛い野良猫。ある日、人間が家の中に入れてあげたら住み着いてしまった。

可愛い顔をしている。

灰色の猫は今やすっかり室内の住人だが、元は厳しい外の生活を送っていた。野良猫として生まれ、猫の家族と集団生活を送っていたが、やはり人間と暮らすほうが楽なのだろう。

CatBehaviorSolutionsの運営者であり、猫トレーニングの専門家でもあるMolly DeVossさんは「野良猫は時間が経つにつれて人間を信頼するようになる」と語る。

「猫は餌をくれる人が信頼でき、害を及ぼすことはないと学びます」

警戒心の強い野良猫は懐かせるのがなかなか大変だが、根気強く優しく接すればちゃんと学習する。大事なのはご飯をあげ、住処を提供し、親切に接し続けることだ。

2017年の研究によると猫は人間に飼いならされる前から何千年も人間と一緒に生きていたことが示唆されている。

きっかけは約8,000年前にネズミの個体数が増加しすぎたこと。この頃に農家の周りをぶらつくようになり、人間との積極的な交流が生まれた。

野良猫と飼い猫の遺伝子構成に大きな違いはみられないが、中世に飼いならされたいわゆるトラ猫は縦縞の模様が特徴的となっている。狼を祖先とする犬は遺伝子自体に違いが見られるのに対し、猫がさほど変化していないというのは興味深い。

灰色猫は抱っこが大好き。元野良猫とは思えない甘えん坊なキャラだ。

ただそこにいるだけで人間を癒やしてくれる。

このポーズはお腹をなでてほしいときにする。なでなでするまで大きな声で鳴くので分かりやすい。

犬のように散歩紐をつけて外に出るのか。

寝方がワイルドで猫ベッドからはみ出ているぞ。

あくび。

自然と溶け込んでいる。

舌ぺろり。

やはりこの灰色猫は普通の猫より可愛い気がする。なぜだろう…。



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