手のひらサイズの子猫フィネガン。救出作戦が始まる
netgeek 2021年2月16日バージニア州アーリントンに拠点を置くthe Chris Griffey Memorial Feline Foundationは1月の終わりに重大な問題を抱えた猫がいると連絡を受けた。
栄養不足で体がとても小さい子猫。
子猫のフィネガンは別の町であるコロニアルビーチから来ており、どうやらそこでは医療ケアを受けていないようだった。栄養不足の状態にあり、首の後にこぶがあった。
NOVA Cat Clinicの獣医であり、Chris Griffey Memorial Feline Foundationの共同創設者であるエレン・カロッツァさんは語る。
「誕生日が1月3日(推定)の割には体がかなり小さく、立っているとぐらついて耐えられないようでした」
助けを必要としている小さな体と大きな目、勇気ある鳴き声を聞いてエレン・カロッツァさんはなんとか力になりたいと考えた。
獣医チームは手のひらサイズの子猫に対し、保護プランを練った。抗生物質と新しい栄養剤、電解質を与え、体型を健康にすることを目指す。
X線検査も経て診断したところ、この子猫にはやはり抗生物質が効果的だと分かった。
その間、エレンさんが飼っているベネディクトは新入りのフィネガンこと通称フィンを歓迎し、優しく接してあげていた。
「ベネディクトは素晴らしいお父さん猫であり、フィンを祝福していました。年上の猫が家にいると子猫が猫の振る舞いを学ぶのに役立ちます」
灰色猫のロキもフィンを応援するサポートチームに加わった。
エレンさんが24時間体制で世話をしたこともあり、フィンは回復が見られた。
「1週間が経つ頃にはボトルから飲むようになり、体重も増えました。普通の猫と同じように歩くこともできるようになりました」
もはや体を支えてあげる必要はなくチャンピオンのように食事する。
後ろ足に筋肉がつき、好奇心に満ちた精神が体を動かさせてより強くした。猫の仲間には舐めてもらって愛情を受け取る。
特にロキはフィンから離れすぎないようにしており、フィンが鳴いたら駆けつけていた。一人ぼっちだでやせ細っていたフィネガンはこうして幸せになったのであった。