太っちょわんこはドアに挟まってダイエットを決意した
netgeek 2020年10月20日数年前、まだ子犬だったドラックスはオーストラリアで野良犬として路上生活を送っていた。
優しい人間との出会い。
ドラックスは悲しいまでに痩せており、次の食事にいつありつけるかも分からない。
ところがシャーメイン・ハリーさんが保護してくれたおかげで飼い犬となる。きっかけは2年前にシャーメインさんの妹がスーパーマーケットの駐車場をうろうろしている子犬を見かけたことだ。
妹からの連絡で事態を知ったシャーメイン・ハリーさんはなんとか助けになってあげたいと考えた。夫に相談してから家に連れ帰り、健康になるよう世話をした。
ドラックスははじめは誰に対しても怯えた態度であり、人に慣れていないことは明白だった。それでも体重は順調に増えた。
そのうちボーイフレンドのタイラーと一緒に住むようになり、他の4匹の犬とも仲良くなった。安全な家の中ならもう怖い思いをしなくて済むし、食べるものもある。そんな幸福感からか、ドラックスは次第に太ってきた。
そしてあるとき、他の犬たちと楽しく遊んでいる際についにドアに引っかかってしまいった。
ドアごと移動する犬は前代未聞だ。他の犬たちも驚いている。
つい2年前は痩せていたのにまさかこんなに太ってしまうとは、良いことなのか悪いことなのか…。
現在はダイエット計画を実行中。せめてドアは通れるようにならないと。