保護された3匹の子猫は立派に生き延びた
netgeek 2020年8月28日
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8月初旬、アリゾナ州のマンションで3匹の子猫が発見された。まだ生後5日目とみられ、目すら開いていない状態だった。
珍しいケースだ。
何があったのかは分からないが母親はおらず、このままだと命の危険すらある。周囲に野良猫はいるものの、世話をしてくる者がいるとは期待できない。
発見者の女性は地域のレスキュー団体であるJin’s Bottle Babiesに連絡した。
創設者のシェルビーさんは語る。
「危険な地域なので受け入れることを決めました。また子猫たちは感染症にもかかっていました」
TNRレスキューのタリンさんとメリッサさんが慎重に子猫を運んだ。
3匹はすべて女の子でジェニー、ベッキー、リジーと名付けられた。シェルビーさんは抗生物質を与え、24時間体制で世話をした。
呼吸器の感染症のせいでくしゃみが出る。
おもちゃがある部屋でふかふかのブランケットに包まれて寝る生活が続き、次第に元気が出てきた。同時期に目が開き、3匹一緒に探検するようになった。
「ジェニーは顔の中心が白くて光っているようなので天使のように見えます。リジーは色が濃い目。ベッキーは顔と目が丸っこいです」
猫という生き物はどうしてこんなにも可愛いのだろうか。
「転げ回るのが好きです。背中に登ったり、積み重なったり、尻尾を追いかけたりしています」
生後3週間になると安心感が出てきた。ここまで生き延びればもう大丈夫だろう。