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散歩中に犬についてきた謎の生物。とりあえず保護してみた

netgeek 2020年6月10日
 

アリゾナ州テンペに住むカバレロ家は愛犬のオリーブを散歩させているときに小さな生物に出会った。

犬…ではなくてタヌキ?

その顔つきはハイエナのようにも見えるが、どうやらまだ子供のキツネのようだ。散歩中のテリアを母親だと思ったのか、いくら歩いてもついてくる。近くに母親はおらず、もしかしたら不幸があったのかもしれない。

どうしたらいいのだろうかと迷いながらも家に到着。キツネは水をがぶがぶと飲んだ。どうやらかなりのどが渇いていたらしい。キツネには手を触れないように気をつけ、ひとまずダンボールの中に誘導した。

フォクシーという名前をつけたカバレロ家は保護団体のSouthwest Wildlife Conservation Centerに助けを求めることにする。

キツネは20cmほどと小さく、手の平に乗せられるほど。Southwest Wildlife Conservation Centerでは生後6週間と判断された。はじめはシリンダーから食べ物を与えたが、フォクシーは食欲旺盛ですぐに自分でボウルから食べるようになった。

専門家によると子供のキツネは人間に近づくほど大胆な性格ではないとのこと。キツネは獲物にも捕食者にもなり得るので、外部者との接触に慎重なのだという。それにもかかわらずフォクシーが近づいてきたのは勇敢な性格だからだろうか?それとも本当に母親と間違えた?人を見る目があった?

いずれにせよ親切な人に保護されたフォクシーは健康にすくすくと育っている。

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