酔っ払ったときにした買い物、知らぬ前にカンガルーの赤ちゃんを養っていた
netgeek 2020年3月8日
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あなたは酔っ払ったときに買い物をしたことがあるだろうか。後になってみればなぜこんな買い物をしたのかと不思議に思うことがある…。
カンガルーの赤ちゃんの養育費を支払っていた。
ミネソタ州ミネアポリス在住の男性ペイトン・ハーグさんは新年を迎える前日に酔っ払ってカンガルーの生活費を負担していた。そして今になって過ちに気づき、取り消し作業に着手した。
ある日、銀行の取引明細を眺めているときに2020年1月2日から口座から毎週5ドルが引き落とされていることに気づいた。Spotify、Amazon、Netflixなどの料金も引き落とされているため、さほど気にしていなかったのだが、後にこの5ドルが重大な自分のミスだということに気づく。
また別のある夜、スマホで色々と調べているうちに赤ちゃんカンガルーの養育費負担に申し込んでいたことに気づいた。
「私はWWFプログラムを通してポピー(カンガルーの名前)を飼育していたのです」
オーストラリアに留学経験のあるペイトン・ハーグさんは現地の大規模な森林火災を受け、酔っ払ったときにウェブサイト上でカンガルー募金に寄付した。…はずだったのだが、間違えて動物全般を扱うサイトで金銭的負担をする里親に立候補していたらしい。
しかも引き落とされていた5ドルは動物全般に使われており、特にカンガルーのみを対象としたものではないと分かった。
やはり酔っ払ったときに買い物はするものではない。慌てて取り消し作業を行った。
結局ペイトン・ハーグさんは改めて森林火災とカンガルーに特化した団体を調べ直し、2つのカンガルー基金に募金し直した。ウェブでの買い物、そしてお酒の飲みすぎにはくれぐれも気をつけたいものだ。