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ビールのパッケージは里親募集中の犬。アメリカのFargoによる試み

netgeek 2019年11月7日
 

アメリカのノース・ダコタ州にあるFargoというアルコール飲料メーカーは最近、ラガービールのパッケージを犬の写真に変える実験に挑戦した。

里親募集中の犬をデザインに。

これまでFargoはいかにもビールっぽいデザインでラガービールを売ってきたが、社会的な問題を目の当たりにして画期的なアイデアを思いつく。ビールのデザインを犬にして連絡先を書いておくというのはどうだろう。

正直なところビールはその味が気に入った消費者が指名買いするものであって、パッケージデザインはさほど重要ではない。

であるならば社会的意義があることをしたほうが良いに決まっている。Fargoはまず社交的な性格でないがゆえに里親探しが難航している6匹の犬を選び、デザインに起用した。

(1)ジャックラッセルテリアのニックス(8歳)

(2)ピットブルとテリアのミックスのバージニア(6歳)

(3)ポメラニアンとチャウチャウのミックスモビー(11.5歳)

(4)オールドボクサーのミックスであるビジー(3歳)

(5)ピットブルとテリアのミックスのホビー(2.5歳)

(6)スタッフォードシャーブルテリアのミックスのジェンセン(2.5歳)

特別パッケージの缶は現在、数量を限定して売り出している最中。好評ならこの試みが続き、犬好きの人がFargoを贔屓して売上が伸びていく流れができるかもしれない。

社会的貢献もでき、非常に面白いアイデアであることは間違いない。日本のメーカーも似たようなことができるかもしれない。

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