なんだあれは!?屋上に現れた巨大な手の正体とは
netgeek 2019年8月21日
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ニュージーランドの首都ウェリントンにある市立美術館に突然、巨大な手が現れた。多くのメディアが取り上げている。
ふと見上げてぎょっとしてしまう。
高さ5mもあり、圧倒的な存在感を誇るこの物体はオーストラリアのアーティスト、Ronnie van Hout(ロニー・バン・ハウト)氏が製作したオブジェ。多くのメディアに取り上げられて有名になったのだからプロジェクトは大成功だろう。
ズームで見ると手のシワまで非常にリアルに作られていることが分かる。しかし、手の甲に顔を作るという発想はあまりにもクレイジーだ。
このオブジェは元々、ニュージーランド南島のクライストチャーチの屋上で展示されていたもの。2016年に設置された途端、大変な話題となった。
移送にあたってはヘリを使って屋上から地上に降ろし、引っ越し作業を行った。
人間と比較するとその大きさがよく分かる。そもそもどうやって自立しているのだろう…?
残念なことに現在、地元ウェリントンでは「不気味」という声が出ており、一部では撤去を求める声もあがっている。
しかしながら、ときに賛否両論あるアートは熱烈なファンを生み出す。一部地元民が反対したこともまたRonnie van Hout氏の狙い通りなのかもしれない。