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怖い点滴バッグをテディベアに!12歳少女のアイデアが全米に広がる

netgeek 2019年6月29日
 

アメリカで点滴バッグを覆う熊のカバーが広まりつつある。元々は12歳の少女が自分用に作ったものだった。

子供にとって点滴バッグは凄く怖いもの。

アメリカ在住の少女、エラ・カサーノちゃんは7歳のときに血小板の数が少ない難病と診断された。定期的に血小板を補給する必要があり、定期的な点滴が欠かせない。

もっとも、自分の体に繋がれた点滴バッグはエラ・カサーノちゃんにとって得体の知れない怖い物体に思えた。

「初めて点滴バッグと管を見たとき、とても怖い感情を持ちました。他の子供も同じだと思います。それで、可愛いテディベアにすることを思いついたのです」

メディカルを由来としてMedi Teddy(メディ・テディ)と名付け、可愛い雰囲気に一変させた。素晴らしいアイデアだ。

病院のスタッフはこのアイデアに感銘し、母親も加えてこのメディ・テディプロジェクトを大規模な実行に移していった。ありがたいことに寄付も集まり、メディ・テディを量産して病院に寄付することができた。

「これはメディ・テディの初めてのプロトタイプです。私がママに説明して描いてもらい、工場で作ってもらいました。今ではデザインは変わっていますが、これが原点です」

その後、メディ・テディとロゴは商標権を取得。大人にはなかなか思いつけないアイデアで子どもたちの不安な気持ちが消え去った。

これから日本でもメディ・テディが広まっていくのではないだろうか。子供のために病院に可愛いイメージをつけるのは正しい方向性であるように思える。

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