凍傷で四肢を失った猫、人工装具で再び歩けるようになるまで
netgeek 2019年6月11日
|
ロシア・シベリアでは冬に厳しい寒さが訪れる。人々は事前に防寒の準備ができるが、野生動物はそうはいかない。
トムスクに住む猫のライジックは凍傷で足を失ってしまった。
医者が見てもその凍傷具合はひどく、四肢を切断するしか選択肢がなかった。幸いにも手術した病院は人工装具に詳しく、その後の提案をすることができた。
人工装具を取り付けることで猫が歩きやすくなるよう工夫したのだ。
簡単には取れないようにチタン製の人工装具が骨にしっかり取り付けられている。
外科医の先生と猫のライジック。
さて、ライジックは新たな足で無事歩けることができるのだろうか?ゆっくり歩くのならへっちゃら。
難しい階段に挑戦。
恐る恐るではあるものの、無事段差をクリアすることができた。
人工装具は猫の足にリアルに似せて作られており、できるだけ違和感がないように工夫されている。
ライジックはまだ新しい足に慣れていないようだが、外科医は時間が解決してくれるとみている。慣れてしまえば走ることもできるだろう。