猫のバルーが葉っぱを毎朝プレゼントしてくれる理由
netgeek 2019年5月31日
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参考:mostlyjustpicturesofmycats(Instagram)
猫のバルーは毎朝、素敵なプレゼントを持ってきてくれる。
飼い主のベンはこの葉っぱを盛大に褒め、ときにはじゃれついて遊ぶことでバルーを満足させる。元々、バルーはまだ子猫のときにベンの家にやってきた。
仕事に行くときは玄関までお見送りし、帰ってくると迎える。これが毎日繰り返されており、規則正しく愛情ある生活が続いている。
ベン「バルーは愛くるしい猫です。私が落ち込んでいるときは膝の上に座って喉を鳴らし、顔を舐めるのです」
だがバルーは当初、葉っぱを持ってくることはなかった。はじめのうちは外で小さな生き物を捕まえるのが好きで、ヤマネや鳥を捕まえてきた。
まだ生きている状態で顔に落とされ、ベンは毎朝驚きとともに目覚める。そして逃げ惑う小動物を捕まえ、外に逃してあげることから朝が始まるのだ。
「朝食として用意してくれているのか、プレゼントなのかは分かりません。外に逃がすと困惑しつつも悲しそうな目で見ます。残念ながら人間にとっては健康的な朝ごはんというわけではないのです」
そうこうしているうちに、あるときからバルーは生き物は喜ばれないのだと理解したようで、葉っぱを持ってきた。
「感謝の意思を表すために、葉っぱにじゃれついて遊んでみました。バルーはその様子を喉を鳴らしながら眺めていました」
それから葉っぱを毎朝プレゼントするのが日課となった。
「大きな葉っぱや綺麗な葉っぱ。どれも素晴らしい見た目のものばかりです」
バルーはついにベンの好みを理解したようだった。葉っぱをあげるとベンが喜ぶのだ。
「朝目覚めたときに、猫が大きな葉っぱをくわえているのを見るのはとても可愛いです」
猫が小動物を捕まえて人間にプレゼントする理由については諸説あり、「狩りが下手な人間に練習させるため」という見方もある。だがバルーが葉っぱを持ってくることから考えるに狩りは関係なく、ただ単に人間を喜ばせたいという思いからのプレゼントなのだろう。