失恋で心が痛む現象、メカニズムが解明された
netgeek 2019年2月17日
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あなたは失恋したときに心臓が痛くなるような経験をしたことはないだろうか?俗に「心が痛む」などと非物理的な説明がなされることが多いあの現象、実は科学的に説明がつくことが分かった。
全ては血圧だった。
出典:https://twitter.com/yukino__01/status/1096366210139049985
非常に明快なメカニズムだ。人は失恋して気持ちが動揺すると血圧が高まり、心臓に負担がかかる。そのとき生じるダメージを脳で痛みとして感じ取るのだ。
この解説をしてくれたのは青山学院大学の福岡伸一教授(生物学者)。失恋で体が痛くなるのは本当に物理的なダメージを受けているからであった。
なお、恋をしてる間も血圧があがり、心臓に負担がかかっているのだが気づかないまま過ごしてしまうことが多いとのこと。
いわゆる「胸キュン」や「ときめき」、少し前の「萌え〜!」というものは血圧の上昇によって引き起こされていたものなのだろう。決して架空の話ではなかった。
その後、恋が成就すると心臓への負担はなくなっていく。しかし裏を返せば恋が成就しないとどんどん不健康になっていくということか。
人間は遭遇した出来事で精神状態が変わり、同時に身体面にも影響が出るものだ。
こうしてメカニズムで説明されるとすごく腑に落ちる。恋の痛みの正体は血圧だった。なんだかロマンチックさに欠けてしまうが、つまりはそういうことなのだ。
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