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流行語大賞にノミネートされた「ご飯論法」は初耳。選考委員会の政治的偏向だ

netgeek 2018年11月13日
 

ユーキャンが2018年の新語・流行語大賞(第35回)のノミネートを公開した。だが、その中に明らかにおかしいものが1つ入っており、選考委員会の政治的偏向だと指摘されている。

全く流行っていない言葉が入っている。

No.15に注目してほしい。

聞いたことのない「ご飯論法」という言葉が入っている。調べたところ、これは政治家(与党)の言い逃れ答弁の論法を指す表現で、「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「食べていません(本当はパンを食べていたけど、白ご飯ではないから黙っておく)」と答えるようなやり方を意味することが分かった。

メディアによっては「法政大学の上西充子教授がTwitterに投稿した表現」と紹介するところもある。確かに本人もノミネートに言及していた。

もしこの言葉が選ばれれば上西充子教授が受賞するのだろう。

安倍総理が森友・加計学園問題を追及されているときに、一部の人が使ったと推察できる。しかし、日頃から政治系の記事を書くことが多いnetgeek編集部ですら知らなかったのだから、流行語とはいえないのではないか。

ユーキャン流行語大賞は以前から選考委員会メンバーが政治的に偏った思想をもっていると批判されることが多かった。毎回炎上し、netgeekでもその都度記事にしている。

2015年の記事:【炎上】疑惑のユーキャン流行語大賞をテレビ局が再調査→やっぱり流行っていなかった

2016年の記事:「日本死ね」を流行語大賞に選んだユーキャンが炎上。日本をバカにするなー!

2017年の記事:【炎上】ユーキャンが流行語大賞に「忖度」を選ぶも解説と受賞者が酷い

▼2018年の選考委員会メンバー。

果たしてご飯論法という言葉は本当に流行しているのか。Googleで検索し、ヒット数を調べてみた。

※「筋肉は裏切らない(NO.11)」などは昔からある言葉で、言うまでもなくヒット数は多いだろうから、調査の対象外とした。できるだけ新しい言葉をランダムで選んで調査した。

まず、ご飯論法(No.15)は45万でかなり少ないという印象。

今年ブレイクしたお笑い芸人のひょっこりはん(No.26)は497万。

災害級の暑さ(No.16)は221万。

尾畠春夫さんを指すスーパーボランティアは1,930万。

カーリング女子のもぐもぐタイムは743万。

こうして比較してみるとご飯論法だけ一桁少なく、やはり違和感がある。他に流行った言葉はたくさんあるのに、なぜこの言葉を入れたのか。30あるノミネートの中で政治系の言葉は「首相案件」と「ご飯論法」のみ。

選考委員会が安倍総理バッシングのために無理にノミネートさせたと考えるのが自然だろう。

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