「捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格」 渡部陽一の言葉じゃなくとも支持される
netgeek 2018年10月27日
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戦場取材の掟「捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格」
この言葉は10月24日に一般人Twitterユーザーが戦場カメラマン渡部陽一の言葉として紹介したもの。後に渡部陽一本人が否定したが、それでも教訓にすべき言葉だとして支持され続けている。
投稿者は「戦場カメラマン渡部陽一さんの『戦場取材の掟』を読むと、『自分の身を護ること』に最大限の注意を払い、お金もかけている」という文章を付け加え、10箇条をキャプチャ画像で投稿した。
1.最前線に行くときは世界最強の軍隊の自走砲部隊と行動する
2.ゲリラが蔓延る地域には近づかない
3.戦場が流動的なところには行かない
4.国外の難民キャンプとかを中心に取材する
5.護衛がいても危ない所には近づかない
6.国境地域から一歩も紛争国の中には基本的に入らない
7.捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格
8.ボディガードはその地域最強の奴を大金で雇う
投稿はTwitterにて数万リツイートを超えて拡散された。だがその後、渡部陽一の所属事務所が「渡部陽一の言葉ではなく全くの創作」とはっきり否定。ただし「取材理念に合致している部分もある」と説明した。
これにより誰の言葉なのかは分からなくなったが、大衆が支持したという事実は大きい。裏を返せば、4回も拘束されてる安田純平はとうの昔にジャーナリスト失格だからだ。 政府が行くなと警告したのに強行し、結果的にテロリストに金が渡った。税金で保護され、日本政府に多大な労力と時間を使わせたのに謝罪の言葉は一言もなく、出るのは恨み節ばかり。
せめて一言「ご迷惑をおかけしてすみませんでした」と言うのが筋だろう。この点は橋下徹が主張した。
参考:橋下徹「安田純平は早く謝れ。失敗して税金で保護された奴が英雄なわけねーだろ」
一方で、安田純平には擁護派がいるのもまた事実だ。
玉川徹、小林よしのり、ダルビッシュ有の3人は安田純平を擁護し「自分の命を落とす危険を顧みず、正義のために取材した英雄」という見解を崩さない。
意見が対立する中で最後に行き着くところはやはり「捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格」という言葉だろう。この結論は今後の道標にもなる偉大な表現だと思う。
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