モスバーガーが「韓国モスバーガー放射能騒動」を謝罪
netgeek 2018年10月12日
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前回の記事:韓国モスバーガー、「日本産=放射能」と示唆するトレーの紙を差し替え
謝罪文とともに経緯が説明されている。
この度は、韓国国内のモスバーガーにおいて誤解を招く表現があり、誠に申し訳ございませんでした。また、ご報告が遅くなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
モスフードサービスより本件に関する経緯をこちらよりご報告させていただきます。https://t.co/IqEVY0qOuX— モスバーガー (@mos_burger) October 12, 2018
URLにアクセスすると表示されるのはPDFファイル。
要約すると風評被害への対策だったということが書かれている。
・2018 年2⽉以降「韓国のモスバーガーは輸⼊規制がかかっている⽇本⾷材を使⽤している」という噂が流れた
・そのような事実はない
・それでもSNSを中⼼に批判の声が殺到するようになった
・鎮静化のために韓国の店舗で「日本産は使用していない」と説明するトレー紙を使った
・これは4⽉から9⽉中旬までで現在はトレー紙を差し替えている
・誤解を招く表現だったと反省している
確かに当初から風評被害への対策を意識したものなのだろうと指摘されていたので説明に嘘はないと思われる。しかしそれならば何も「日本産は使用していない」という表現ではなく、産地表示をすればよかったのではないか。
日本を名指しすると、まるでモスバーガーも「日本産=放射能汚染」という考えがある前提のようではないか。韓国での売上を気にするあまり日本市場での評判を落としてしまっては意味がない。この点は文章を考えた担当者の落ち度だろう。
しかしそれにしても韓国では日本に対する偏見がすごいようだ。
文在寅大統領も福島原発事故について事実無根の発言を行い、その後、日本政府が抗議したことがあった。
2017年6月に起きた騒動だが、韓国では今も根強く「日本産は放射能に汚染されている」という偏見が残っている。大統領が発言したのだから大半の国民が信じてしまうだろう。なかなか解決が難しい問題だ。
現在、冒頭に紹介したモスバーガーのツイートには未だ納得していない人がクレームを書き込んでいる。
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