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ハズキルーペ会長「商品を宣伝しないCMいい加減にしろ!もういい俺がつくる!」→大ヒット

netgeek 2018年10月2日
 

拡大鏡「ハズキルーペ」のCMを見たことがあるだろうか?ハズキルーペ会長が語るCM制作の裏話が面白いので紹介したい。

会長が監督、脚本、ディレクター全てを手がけた。

出典:https://twitter.com/mieuxxx/status/1044668736102260736

ここで登場する会長とはプリヴェ企業再生グループの松村謙三会長のこと。ハズキルーペを販売するHazuki Companyはプリヴェ企業再生グループがタカラトミーから買収した会社なのだ。

昔に比べると最近は何の商品の宣伝なのか分からないCMが増えた。イメージを売るというのも一種のブランドマーケティングなのだろうが、本当に売上増に繋がるのかは甚だ疑問だ。

日本ではソフトバンクが意味不明なCMを始めた急先鋒だったように思える。他社と特に違いはないから好印象なイメージを売り込んで選ばせる作戦だったということだろうか…。

会長が作り上げたCMは商品の良さを盛大にアピールするものになっている。

重要ポイントをまとめると次のようになる。

・男性は主に書類を見るときなど仕事で使うことを想定

・女性もターゲットに入れており、ネイルを塗るときに使わせたい

・日本製で丈夫にできている

・菊川玲の「ハズキルーペ、だーいすき」という印象的なセリフ

ハズキルーペは1本11,000円ほどで、広告宣伝費は100億円以上もかけられている。言ってみればウェアラブル型の虫めがねであり、技術的には特に珍しくもない商品なわけだが、CMで人気に火がつき大ヒットしているのだという。

第二弾CMでは武井咲、小泉孝太郎、舘ひろしを豪華に使い、同じく商品の良さをPRする内容となっている。

広告代理店でCMを制作するクリエイターは自身の作品をつくって自己満足に浸る傾向が強いのではないだろうか?

イメージ先行型のCMも一つの選択肢としてありだとは思う。しかし今一度ハズキルーペの成功に習い、商品をPRするという原点の目的を考え直したい。

続き→菊川怜を獲得したソフトバンク、類似CMでハズキルーペを挑発する

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