小銭を客に数えさせた銀行、自分たちは硬貨計測器を使って炎上
netgeek 2018年8月4日
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「自分で数えてください」
まず窓口に小銭を持ち込むと驚いたことに自分で数えるように指示された。てっきり硬貨計測器(コインカウンター)で一瞬にして数え終わるのかと思ったのだが、手作業で仕分けしていく。
そして数え終わってから書類を記入して提出。すると行員はなんと硬貨計測器を使って一瞬で数え終わり「5円違うので書類をもう一度はじめから書き直してください」と言ったのだ。
であるならば、なぜ自分が数えさせられたのか意味がわからない。怒りを覚えた男性は入金を諦めてコンビニの募金箱に全額を寄付した。
出典:https://twitter.com/kakkyoshifumi/status/1024858421252653059
実はこのエピソードを披露したのは編集者の柿内芳文さん。光文社で「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の編集を担当した後に「嫌われる勇気」「ゼロ」「インベスターZ」「君たちはどう生きるか」を世に送り出している。
1枚目の写真を見ると左下に三菱UFJ銀行という文字が確認できる。ぎりぎり写り込むように撮ったのは計算かそれとも偶然か。
ネット上ではこの話が拡散され、似たような経験があるとまた別の写真がアップされた。
こちらもまた三菱東京UFJ銀行という文字が確認できる。
しかしこれは窓口がお金を盗むのを防ぐために客に自分で数えさせるというコンプライアンス上の工夫なのだという。もっとも「そうではなく、数える機械を目の前に置いて客に入れさせればいいのでは?」と思ってしまう。小型のコインカウンターなんてたくさんあるわけで、工夫する方向性を間違えているのではないだろうか。
なお、ネット上の体験談によると銀行によって対応は異なり、ゆうちょ銀行、みずほ銀行は機械で一瞬で数えてくれたとのこと。
三菱UFJ銀行はテクノロジーをうまく使いこなさないうえに顧客を不快にするこの対応をすぐに改善すべきだろう。
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