証人喚問された佐川元長官「誰からも指示はありませんでした」

netgeek 2018年3月27日

国会に証人喚問された佐川前国税庁長官の答弁を日本中が固唾を呑んで見守った。決裁文書書き換えについて上層部からの指示はあったのかどうか、ついに真相が語られる。

丁寧に事実確認をしていく。

丸川珠代「総理から指示は？」
佐川宣寿「ない」
丸「総理夫人は？」
佐「ない」
丸「官邸の官房長官や総理秘書は？」
佐「ない」
丸「官邸からの指示は？」
佐「ない」
丸「麻生大臣は？」
佐「ない」
丸「麻生大臣の秘書は？」
佐「ない」

政府や昭恵夫人が関係ないことが証明されました#kokkai pic.twitter.com/tinOwOdkmW

— DAPPI (@take_off_dress) 2018年3月27日

丸川珠代「書き換えを誰が指示したのかというのは国民の大きな関心でございます。改めて確認します。安倍総理からの指示はありませんでしたね？」

佐川元長官「ございませんでした」

丸川珠代「念のために伺います。安倍総理夫人からの指示もありませんでしたね？」

佐川元長官「ございませんでした」

丸川珠代「官邸の官房長官、官房副長官、総理秘書官からの指示は？」

佐川元長官「ございませんでした」

丸川珠代「では安倍総理の秘書官からの指示はありましたか？」

佐川元長官「ございませんでした」

丸川珠代「ここまでの答弁を踏まえますと官邸から指示はなかったということになります。間違いありませんか？」

佐川元長官「間違いございません」

丸川珠代「財務省内についても念のために伺います。麻生大臣からの指示はありましたか？」

佐川元長官「大臣からの指示もございませんでした」

丸川珠代「麻生財務大臣の秘書官からの指示は？」

佐川元長官「ありませんでした」

丸川珠代「財務省の事務次官、官房長など他の局の指示は？」

佐川元長官「ございませんでした」

丸川珠代「他の局の幹部と書き換えを図ったということは？」

佐川元長官「私が理財局長時代にこの資料の対応をしているということでございますので、そういう意味では理財局の中でやっているということでございまして、他の局の幹部と相談するということは全くない」

佐川元長官が近畿財務局に指示を出したかどうかは未だ不明。佐川長官（当時）の国会の答弁と記録が矛盾しないよう近畿財務局が忖度して書き換えた可能性もある。大阪地検特捜部の調べでは職員によって証言が異なるのだという。

ただ、いずれにせよ佐川長官はすでに辞任しているわけだから、これ以上の追及はできないはずだ。野党としてはもう攻めどころがなくなってしまった。あとは佐川元長官の証言が信用できないとごねるしかない。

福山哲郎（立憲民主党）は案の定、その手を使ってきた。

福山哲郎「証人喚問は疑惑を深めた！佐川氏は逆に火を油を注いだ！」
森裕子「そうだ！」

野党は本当に佐川氏の証言を聞いてたのでしょうか？
嘘が偽証罪になる証人喚問で【圧力や総理や昭恵夫人や政府の関与や影響もなかった】と断言したんですよ。
自分達の求めてる回答以外は無視ですか？#kokkai pic.twitter.com/iGlPiJMPcg

— DAPPI (@take_off_dress) 2018年3月27日

福山哲郎「非常にこの証人喚問は逆に疑惑を深めて、証人に来ていただきましたけど、あなたは火を油を注いだと、そのことを申し上げて終わりたいと思います」

これにて森友学園問題は完全に終了。決裁文書の書き換えは落ち度だったとはいえ、書き換え前の文書を見ても土地取引の不正は見つからなかった。それどころか揚げ足取りのマスコミ・野党対策として書き換えただけということが分かった。

安倍総理、昭恵夫人、麻生大臣は関係ない。