「安倍総理に面会を断られた」とゴネるICAN、アポ取りがインチキで当たり屋と判明
netgeek 2018年1月17日
|
ICAN「安倍総理が面会を断りやがった!やる気あんのか!」
#ICAN は12月下旬より二度にわたり、フィン事務局長の東京滞在中の3日間のどこかで安倍首相(@AbeShinzo)に面会したいと内閣府宛に書簡で要請しました。これに対して日程があわず面会できないとの回答が1/14までに外務省経由でありました。内閣府からの直接の返答や連絡は1/14現在何もありません。
— ICAN Japanese (@nuclearban_jp) January 14, 2018
普通の社会人は面会を断られたからといってわざわざTwitterに書いたりしない。ICANをはじめマスコミは安倍総理が重要な面会申し入れを拒否・無視したとして大々的に報じた。
だが、改めて安倍総理のスケジュールとICANのアポ取りを確認すると非常に急な申し入れで、ICANは断られるのが分かっていたようにも思える。
時系列まとめ。
(1)12月14日、日本政府「安倍総理が1月12〜18日の間、東欧を訪問することになりました」
(2)12月下旬、ICAN「フィン事務局長が日本にいる間(1月14日~16日)、安倍総理と3日間、会談したい。」
(3)外務省「もう予定が入っているので無理です」、内閣府は無視
(4)1月15日、ICAN「安倍総理がアポを断りやがった!世界平和に興味ないのか!」
一国のトップに1ヶ月前にアポを申し込んで受け入れられるとでも思ったのだろうか。いやしかし、ICANとしては断られるのは折り込み済みで、わざと騒ぎを起こすために急にアポ取りをしたと思われる。
マスコミの報道に反して実態は日本政府が拒否したというわけではなく、自作自演で事件を起こしたというのが正確なところだろう。
現在、来日したフィン事務局長は猛烈な勢いで日本を批判している。
なぜ被害者が恫喝されているのか意味が分からない。強い口調でICANへの参加を求めるフィン事務局長、なんだか胡散臭さが半端ない。
▼ICAN(日本版)のTwitterアカウント。フォロワーは少なく、気持ち悪いヘッダー画像が目を引く。
フィン事務局長の主張は理屈がおかしい。日本人は核兵器そのものに不安を覚えているというよりも、北朝鮮という独裁国家が核兵器を持っていることに不安を覚えているのだ。完全に逆だ。
こちらは核兵器禁止条約に参加していない国を塗ったもの(うち核保有国はオレンジ色)。
出典:https://twitter.com/Haru102i/status/953470059208257536
全世界が参加する状況がつくれるならICANに賛同するが、これでは参加した国が損をするだけ。ICANの言うことに素直に従えば、最後には北朝鮮だけが不参加国になり、最も強大な力を手にしてしまう。こんな簡単なことがなぜ分からないのか。
北朝鮮の核問題に言及するフィン事務局長、ではあなたはどうやって北朝鮮を止めるつもりなのか。
具体的な計画もなしに理想論だけを語っている平和ボケ状態。世界平和を目指すのはいいが、やり方が現実的でない。ICANは現在もTwitterでごね続けている。
安倍総理。日本にはいま2017年のノーベル平和賞を受賞した #ICAN の事務局長が来日しています。できれば日本の核政策を議論してもらえればと思い面会も申し入れたのですが…。お返事がいただけていません。16日までベアトリス・フィン氏は日本に滞在しています。よろしくお願いします。 #YesICAN https://t.co/XpWKNXMAwa
— ICAN Japanese (@nuclearban_jp) January 14, 2018
共同通信さんの秀逸なツイート。安倍首相が #ICAN が二度にわたって申し入れた面会を事実上断ったことについて #YesICAN にかぶせて「安倍首相はNo I can't」とツイッターで発信してくれました。英語ですがみなさんシェアお願いします。そして共同通信さん #YesICAN の活用をありがとうございます? https://t.co/2lQwbMaWIy
— ICAN Japanese (@nuclearban_jp) January 15, 2018
ICANはまず金正恩を説得してから他国にも核禁止条約の参加を呼びかけるべきだ。順番を間違えると大変なことになる。実際には自分たちは世界平和のためになることは何もできないのに、他人を批判するのはやめてほしい。
Comments (4)