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【悲報】ブックオフとヤフーが提携してせどり終了!!

netgeek 2014年4月29日
 

ヤフー株式会社とブックオフコーポレーション株式会社が4/24に発表した資本・業務提携でせどらーが駆逐されることが確定した。せどらーというのは、ブックオフで見つけてきた掘り出し物をヤフオクで高く売るなどといった店舗ごとの価格差を利用して儲ける「せどり」を行う人のこと。

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せどらーにとってブックオフは格好の仕入れ場であり、バーコードを読みとるだけで市場流通価格が分かる専用端末を使って大規模な仕入れを行っていた。大きなリュックサックを背負い、カゴに大量の本を入れて不審な動きをしている人物がいたら、それがせどらーなのだ。

ブックオフは以前から棚を荒らし、一般客の邪魔をするせどらーの対処法に頭を悩ませており、店によっては「せどり禁止」という張り紙を貼ったり、せどらーと思われる者の購入を断ったりしていた。今回の業務提携は実質的なせどり潰しと言えそうだ。

Yahoo! JAPANによる公表文では「ブックオフの商品をヤフオクで売る」とはっきり書かれており、これまでせどらーがこっそりと行って儲けていた手法を企業が真似してやることになる。

Yahoo! JAPANとブックオフが資本・業務提携
http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/04/24a/

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ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)とブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)は本日、資本・業務提携契約の締結を行いましたので、お知らせいたします。本提携により、日本最大級の中古本販売チェーン「BOOKOFF」のチェーン全店で買い取ったモノを、日本最大級のインターネットオークションサイト「ヤフオク!」で販売する仕組みを構築することで“リユース革命”を起こし、現在40%程度(※)にとどまっているリユース経験者を将来的に100%にすることを目指してまいります。

ネット上では以前からせどりの話題があがるたびに、「ブックオフはなぜ自分でヤフオクを使って転売しないのか。せどらーに利益を与えることはないのに」という指摘がなされていた。

その意見を聞き入れたのだろうか。これまで隙間産業を狙って小遣い稼ぎをしていたせどらーは収入が激減することになるだろう。今後、ヤフオクがamazonや楽器店など提携先を増やしていくのならば、せどらー全滅もありうる。

また、せどり専用端末を販売している会社も大打撃を受けそうだ。株式会社インターナルが発売する小型バーコードリーダーは本のバーコードをスキャンするだけで本の情報を調べることができると人気を博していた。

http://youtu.be/ftmGfaluYt8

値段は39,800とけっこうな値段だが、せどりで食っていく人にとっては痛くない先行投資らしい。
http://www.internal.co.jp/products/marketing/sedoriking/beam/

これが一気に売れなくなると企業にとっては大打撃だ。

twitterの反応

 

 

 

 

 

仕事を失ったせどらーは今後どうやって生きていくのだろうか。業界構造の激変に周囲は新たな対応を求められている。

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