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生徒が素手で便器を洗い、大臣が便器の水を飲む。これが美談として扱われるのはおかしい

netgeek 2017年11月24日
 

日本では科学と対極にある精神論がいまだまかり通っている。とりわけ素手で便所掃除をさせるのはその典型であろう。

ネット上で「将来に引き継ぎたくない!」と大バッシングされていた行為を紹介したい。

出典:https://twitter.com/HON5437/status/932897138098372611

学校の教員と生徒が素手で便所掃除を行い、さらに野田聖子氏は綺麗に掃除したと証明するために便器の水を飲む。こんな日本は異常ではないだろうか。さすがに素手は衛生的に問題があるので道具を使うべきだし、掃除した後でも便器の水を飲むのは健康に害が出る恐れがある。ノロウイルスなどが混じっていたら一発でアウトだろう。

このような話が美談として扱われるのは世界広しといえども日本ぐらいではないか。多くの人たちが精神論を嫌い、このような習慣は早くなくなってほしいと訴えている。

青山学院大学の中野昌宏教授は興味深いことを教えてくれた。

まさに学校は生徒を囚人のように扱い、うまくコントロールする方法として無意味なことをさせるのかもしれない。スタンフォード大学の実験エピソードは書籍「ルシファー・エフェクト ふつうの人が悪魔に変わるとき」に書かれている。

またTEDの「The psychology of evil」では著者のジンバルドーが語っているのが見られる(プレイヤーの右下で日本語字幕が選択可能)。

ブラック企業や悪質な宗教ではターゲットを洗脳するために意味のないことを繰り返し行わせ、思考能力を奪うことがある。非科学的なことが行われていたらカルトだとしっかり指摘していきたい。

あわせて読みたい→【炎上】無駄に川に入ってする犬山中学校の伝統行事「机洗い」は精神論丸出しの馬鹿野郎教育

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