葛飾北斎、改名を重ねて「画狂老人卍」を名乗っていた
netgeek 2017年11月12日
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富嶽三十六景で有名な葛飾北斎が90歳のときにとんでもないペンネームに改名していたことが分かった。
元々普通の名前だったのに、どんどん中二病に。
出典:https://twitter.com/UTFJKN/status/929304113518481410
日本を代表する画家が90歳のときに「画狂老人卍(まんじ)」などというふざけた名前を名乗っていたとはにわかには信じがたい。しかしこれは紛れもない真実で、数多くの証拠が残っているのだ。
▼手書きの「画狂老人卍」というサイン。その前には「前北斎為一改」とある。
▼墓。画狂老人卍。
▼こんなものも…。真面目なのにふざけているようにしか見えないのが面白いところ。
なお「画狂老人」はあくまでおまけで「卍」だけを使っていたときもあるという。キャッチフレーズのようなものなのかもしれない。
ちなみに卍は仏教で喜びを表す記号。
葛飾北斎は90歳にして描く喜びに気づき、喜びを名前に表すことで人々を魅了した。…と深読みするのは間違いで、ただ単にふざけて適当につけただけかもしれない。
学校では真面目な歴史ばかり教わるが、このような面白い歴史も教えてほしい。葛飾北斎マジ卍。