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キングコング西野の絵本が売上1万冊の大ヒット→実は自分で1万冊購入してました

netgeek 2016年12月29日
 

お笑い芸人から絵本作家へと大胆な転身を図るキングコング西野亮廣氏が自らの絵本を1万冊購入していたと明かした。

西野亮廣氏は12月29日、Facebookにてとんでもない暴露を行った。

そういえば、言うのを忘れてました。  『えんとつ町のプペル』は、初版部数を上げる為に、まずは個人で1万冊以上買ったんです。年明けに発売される『Discover Japan』で、2000万円を超える領収書の写真が掲載されてます。

本を本気で売ってやろうと思ったんです。今も思ってます。

https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16/posts/918742828260182

CDの売上ランキングを伸ばすためにレコード会社がこっそりとやる「自社買い」を個人でやったという話だ。こんな暴露をしてしまうあたり、西野亮廣氏は相当頭がぶっ飛んでいる。当然ながらこのビッグニュースは即座にメディアに取り上げられ、絵本のヒットは「自作自演」だったと報じられた。

西野亮廣氏のブログを見ると、確かに1万冊注文した形跡が確認できる。

▼日本郵便株式会社の「レターパックライト」がこんなに!

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▼中身は自分の絵本だった。

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出典:http://lineblog.me/nishino/archives/9250537.html

2,000万円にもなる買い物でステマをやってしまうとはさすが芸能人。絵本作家になっても派手に商売を仕掛けるのであった。しかし、その後、西野亮廣氏はこれはステマや自作自演といったものではなく、転売だったと説明する。手売りのようなものか。

いや《自作自演》ではなくて、1万冊を買いとって、発売日までに1万冊を売っちゃった、という話ね(*^^*)

https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16/posts/918838308250634

本は不良在庫として抱えている状態ではなく、本当に売りさばくことに成功したとのこと。えんとつ町のプペルは1冊2,160円。2,000万円をかけて左から右に流しただけとはいえ、地道な営業活動のおかげで売上部数は伸び、かなりの宣伝効果を生んだ。

えんとつ町のプペルは絵本といえども大人がみても満足できそうだ。

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西野亮廣氏は絵本作家という肩書を名乗りながらも、ディズニーやジブリのような組織をつくることを目標にしているのだろう。事実、えんとつ町のプペルの制作は分業制にして複数のスタッフがつくりあげたと公言されている。

穿った見方で「ただの名義貸し」や「ゴーストライター」と揶揄されることもあるが、西野亮廣氏に実力があるのは確かだ。

▼参考までに西野亮廣氏がボールペンで描いた絵。

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▼さらにこちらは西野亮廣氏がつくった五輪エンブレム。佐野研二郎氏のエンブレムが廃案になったときに発表し、大きな支持を得た。

emblem_nishino (1)

参考:キングコング西野がデザインした非公式エンブレムがかなりいい出来。これでいいじゃん!

えんとつ町のプペルは、黒い煙が立ち込めたえんとつだらけの街が舞台。そこで暮らす住民たちは外の世界を知らない。ある日、心臓を配達する配達員が煙を吸い込んだ拍子に心臓を落としてしまった。物語の全てはそこから始まる。

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Amazonのレビューは絶好調で、売上ランキングでも絵本カテゴリーで1位を獲得している。どうやら売れているのは確かなようだ。炎上マーケティングが上手な西野亮廣氏は商売上手でもある。アンチが増える一方でファンはそれ以上に増えている。

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