【炎上】「ファブリーズVSくさや」のCMが猛抗議を受けて放送中止に。生産地「オラたちのくさやをバカにするんでねえ!」
netgeek 2016年11月29日
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P&Gが消臭剤「ファブリーズ」の効果をアピールするために作成した映像が生産地で怒りを買っている。抗議を受けてP&GはCMの放送中止を決定した。
一体どんなCMだったのか。
(1)「真剣勝負 ファブリーズ VS くさや」くさやの上には「日本一くさい食べ物」という表記が…。
(2)女性が透明の箱に入れられたくさやのにおいを確認すると「うえーなにこれ!」と言って顔を歪める。
(3)次の女性も「くっさ!」
(4)そこで横にファブリーズを置いてみる実験。果たしてにおいはなくなるのか?
(5)女性が「あ、すごーい。におわないです。すごーい」と笑顔でコメント。
(6)ナレーション「ファブリーズでにおいゼロに!」
短いCMでありつつもファブリーズの効果を実証している興味深い実験映像だ。しかし、これに怒ったのがくさやの特産地である伊豆諸島の人たち。「くさやを馬鹿にしていて極めて不快」「においだけを取り上げているのは卑怯だ」などと苦情を殺到させ、P&Gは配慮が足りなかったと謝罪。謙虚に放送中止に踏み切った。
もっとも、一般人たちは放送中止に異を唱える。
「こんなことで放送中止にすべきではない」「何も悪いことはしていない」「そもそもくさいのを売りにしている」「名前がくさやじゃん」「悔しいなら臭くないくさやを開発しろよ」。最近の似たような事例では、日清が矢口真里を起用したCMの放送中止を決めて騒動になったことがあった。
参考:【速報】日清カップヌードルが矢口真里を使った新CMを緊急中止して謝罪
クレームをつける人間には、正当な主張をする消費者とモンスタークレーマーの2種類がいる。企業はモンスタークレーマーの意見は一切無視を貫けばいいのではないだろうか。どんなことをしても文句を言う人はいる。最後にこの風刺画を載せて記事を終わりにしたい。
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