【流出】27時間テレビの台本が暴露されて東国原VS上西議員のバトルの裏が明らかに
netgeek 2016年8月7日
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笹原雄一氏は7月30日、Twitterにて番組の台本の一部をアップした。
東国原が27時間テレビの番組内で、台本に上西が謝るって書いてあるって言ったけど、これが嘘の証拠。そもそも台本にそんなの書いてあったらヤラセじゃねえか。これはあくまでも進行表だしな。しかし、ふざけてんな。 pic.twitter.com/UCjKGFYl9P
— 笹原雄一 (@yuichisasahara) 2016年7月30日
▼ツイートに添付された画像。
驚いたことに台本には議論の筋書きが予め書かれており、テレビの闇が垣間見える内容となっている。ここまで進行が決まっているのなら討論会はもはやドラマ。出演者はみんな演技していることになる。
笹原雄一氏がこんな暴挙に出たのは、番組で上西議員と激論を交わした東国原英夫氏が、上西議員が謝らなかったことについて文句をいったから。
何度も言いますが、先ず謝罪があるというスタッフとの約束でしたから。RT @yyoossiiyosi: @higashi_kokuba
東国原さんは、あの時、謝罪しろ の一点張りで、まるで議論になってなかった。
あの姿は見たくなかった。まるで、議論から逃げているかのようにも見え— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) 2016年7月28日
東国原氏は「まず冒頭で上西議員から謝罪を受けるはずだった」と言っているが、台本では逆に「謝らない」と書かれている。笹原雄一氏は東国原氏がおかしなことを言っている証拠として台本の公開に踏み切ったというわけだ。
東国原氏は討論の中で「東国原さんは売名行為のために私に絡んできている」という上西議員の発言についてやたらと謝罪を求めていた。
だが、上西議員は謝罪するどころか「テレビの仕事を貰うために私を利用している」という趣旨の主張をし、議論は平行線へ。その後、番組が他の論点に移ろうとしても東国原氏は異常なまでに謝罪を求めて時間を浪費した。
テレビを観ていた視聴者は当然ながらずっと同じことを言い続ける東国原氏にうんざりし、放送終了後に苦情を寄せる。そして東国原氏は「上西議員が謝る予定だったのに、いつまでたっても謝らないからああなった」と主張し、上西議員の秘書である笹原雄一氏は反論として台本をネット上にアップした。
その後の関係者のやり取りまとめ。
▼笹原雄一氏は「テレビはここまで流れが決まっていたのか」と動揺する一般視聴者に対し、正しくは「台本」ではなく「進行表」と表現。「強制ではないので…」とテレビ局側をフォローする。
単なる進行表です。テレビはCMを入れるタイミングなど秒単位なので、それをもとにして何十人のスタッフが動いています。27時間テレビの時は、できればこんな話をしてほしいと言われた程度で、当然強制ではありません。 https://t.co/Y5HzaMVKG7
— 笹原雄一 (@yuichisasahara) August 4, 2016
▼続いて水道橋博士に対して不満を漏らす笹原雄一氏。
もう終わった事だから、今更いうのも卑怯だけど、水道橋博士は、上西議員を笹原の思うように動かすのはどうなのか(端折ったけど)みたいな事ツイートしてた。比例復活とはいえ上西は現在2期目の代議士。支援者や資金管理団体があるのに、俺の思うように動かせるわけがないじゃん。素人。
— 笹原雄一 (@yuichisasahara) August 5, 2016
▼すると水道橋博士が攻撃仕返す。
お騒がせ国会議員の「上西小百合さん」の秘書である「笹原雄一」様。自称「卑怯」で「悪質」を名乗る方が国会議員の秘書であることも問題ですが、ご自身のテレビ出演のご希望も、世間的知名度もないし、あの『ゴゴスマ』のスタッフですら「?」の様子だったので諦めていただいた方が良いと思います。
— 水道橋博士 (@s_hakase) August 5, 2016
▼東国原氏は番組の中で追求した上西議員の衆議院本会議ズル休み疑惑について誤解していたと訂正。番組では上西議員は「休んでいない」と言い返していた。
① CX27時間番組の「バイキング」(24日(日)AM9時30分頃〜OAされた)での、上西議員の「ダウンタウンナウ」出演に対しての僕の指摘の件。日付等を含む、僕の発言の一部に勘違いがあったので、訂正致します。上西氏は、2015年7月9日の本会議開会日にもバラエティ番組の収録
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) July 28, 2016
② に参加しているので、それらとごっちゃになっていました。申し訳無い。僕が言いたかったのは、2015年7月〜8月くらいの法務委員会に欠席が多いという事だった。上西氏の余りの空席状況に、7月10日に法務委員長から、直接、叱責・注意を受けている。普通は有り得ないことである。
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) July 28, 2016
東国原氏と上西議員の議論の内容はさておき、政治にかかわる真面目な討論番組でも事前に台本がつくられており、「謝らない」などと言行まで記されているのは驚き。普段表舞台に出てこないテレビ局で働く構成作家や放送作家は普段このように仕事をしているのだ。
資料に書かれているセリフはもちろん強制ではないので「やらせ」や「台本」ではなく、あくまで「進行表」と言い張ることもできるだろう。だが少なくともネット上ではテレビ収録の裏に衝撃を受けたという人が続出している。テレビを楽しんでみていた我々はプロデューサーの手の平で転がされていたのだ。