「マヌルキャット」は世界一表情豊かな猫
netgeek 2016年6月29日
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マヌルキャットは中央アジアの高原に生息するネコ科の中で最古の種族のうちの一つ。まん丸い目と、短い足、平たい顔と離れた耳という特徴を持つ。
参考:The Manul Cat Is The Most Expressive Cat In The World
威嚇している表情はいかにも人相が悪く、寝ている姿はとても愛らしい。マヌルキャットは「世界一表情豊かな猫」と言われて愛されている。
▼お昼寝中はこんな表情。
▼そして威嚇する時は独特の表情になる。
▼目がまん丸で可愛らしい。
▼「へっ!」ニヒルな表情。
▼全身を長い体毛で厚く覆われているため、雪の上でも体を冷やさずにすむ。
▼怒らせたら怖そうだ。しかしその姿からは威厳が漂う。
▼生息する高原は病原菌が少ないため免疫力が低い。そのため感染症により死亡する確率が高く捕獲後の生存率が低い。
▼飼育が難しいため、限られた動物園でしか飼うことができないのが残念なところ。
▼「ニャー!」額が平べったい。
▼「マヌル」とはモンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味を持つ。
▼シベリア南部からアフガニスタンにかけて生息している。
▼体長は50〜65cmほどでずんぐりした体型をしている。体がやけに丸いぞ…。
▼夜行性で基本的には単独行動。繁殖期以外で他の個体に会うことはほとんどない。
▼他の猫とは違い、明るいところでも瞳孔がまん丸の形のまま。黒目が縦長にならないのが特徴。
▼普段は岩場の陰や穴に身を潜めて生活している。
かつてはその美しい毛並みのために毛皮として乱獲された。現在はレッドリストに指定されているため法律で捕獲が禁止され、家庭で飼うことはできない。日本では恩師上野動物園や東山動物園などで見ることができる。
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