ハーバード大卒の社会学者「SEALDsが騒ぐのは逆効果でむしろ安倍政権の支持率が上がる」
netgeek 2015年11月17日
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こちらはモーリー氏が10/20に投稿したSEALDsに関する投稿。彼は今日本で起きていることは学術論文を書けるほどの現象だと主張した。
このツイートが投稿された日は、朝日新聞が「安倍内閣の支持率が41%に上昇」という世論調査の結果を発表していた。その発表を受けての投稿だったのだろう。確かに、安保法案可決後もSEALDsが積極的に安保反対、政権批判の活動を行っていたことを考えると、実際にモーリー氏が主張するようなパラドックスが起きているといえる。ちなみに、朝日新聞以外の報道各社が公表している世論調査でも軒並み、内閣支持率は45〜50%前後に上昇している。
このパラドックスが起きた理由についてモーリー氏はこのように分析している。「SEALDsはカルト集団化して支持を得られなくなった」
安保法案の審議について国会で紛糾していた頃、SEALDsの活動はより活発になり、世間で注目を浴びるようになったが、その頃はまだ内閣支持率は下落していた。ところが、点字ブロックを塞いだハンガーストライキ、無許可デモ疑惑など、様々な不祥事が相次ぎ、SEALDsの活動には批判が集まるようになった。
▼こちらはSEALDsのデモ活動の様子。このようなデモが日本各地で行われた。
さらに、若者が群がって「安倍はやめろ」「戦争をしたくなくてふるえる」などと連呼するデモに、一部からは「騒がしいだけ」「知的な人がいない」などと揶揄されていた。こういったデモのことをモーリー氏は「カルト化したバカの集まり」と言っているのだろう。
安倍政権の支持率が上昇していることから分かるように、日本のリベラル派はすでに国民から見放され始めている。
最終的には、野党が与党の政策を正すという役割すらまっとうできなくなるのではなかろうか。このまま日本のリベラルは廃れてしまうのか、それとも、「知的な集団」として復活するのか、注目したいところだ。
【追記、13:27】
モーリー・ロバートソンの発言が次第に影響力を帯び、とうとうnetgeekの記事に。しかも「社会学者」として紹介されている!> ハーバード大卒の社会学者「SEALDsが騒ぐのは逆効果でむしろ安倍政権の支持率が上がる」 https://t.co/WH78aTkleR
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) November 17, 2015
netgeekさんに記事にしていただいたツィートに少し解説を加えます。「SEALDsがカルト化している」と断定しているわけではなく、SEALDsの若者に夢を託してちやほやしている大人たち、および「若者代表」を立ててアイドル路線を行くような左派陣営のキメラ化を見ています。
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) November 17, 2015
SEALDsメンバーはソ連の時代もオウム事件も覚えていません。与えられた入れ知恵やそこから生まれるスローガンがいかに陳腐化しているかにも気づかないご様子。というか、それはわからないですよ。しかも外からの批判を絶えず近くで中和してくれるアドバイザー・マネージメントがいたら。
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) November 17, 2015
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