地球に関する10の面白知識まとめ。地球の自転が止まると強風で全てのものが吹っ飛ぶ
netgeek 2015年9月24日
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(1)自転が止まると全ての物が物凄い強風を受けて吹っ飛ぶ。
赤道1周を4万kmだとして、宇宙から見ると赤道上に立った人は時速1,667km(=秒速463m)で移動していることになる。地球の自転が急に止まっても電車が急ブレーキをかけた時と同じように人間も同時に止まるのだが、風は止まらないので秒速463mの強風によって一瞬で地球上の全てが吹っ飛ばされてしまうことに…。
(2)地球に穴を開けてボールを投げ入れたら行ったり来たりする。
あらゆる制約的条件を無視して、北極点で真下に穴を掘って南極点まで貫通させたとする。その穴からボールを投げ入れると、なんとそのボールは行ったり来たりする。地球の中心を振り子の中間地点と考えた時と同じような仕組みだ。もしそこが宇宙空間ではなく、あくまで空気抵抗があるとすれば地球の中心でボールが止まることになる。
(3)もしも地球の酸素濃度がたった1%でも上がると、山火事が70%も一気に増えることになる。
Panasonicのホームページに似たような記載があった。
酸素濃度21%というのは、しかし絶妙で、これ以上なら何もかもが燃えやすくなり、山火事などが絶えなくなる
これは「ガイア仮説」と呼ばれるもので、野村総合研究所の資料にも同様の記述があった。
(4)重力の源は解明されていない。
ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て「万有引力の法則」を発見した。しかし、なぜ万有引力が生じるのかは科学的には証明されていないのが実情だ。肩こりやシワの根本的な原因は重力と言われており、解明されると意外と身近な悩みが解決されるかもしれない。
(5)地球は「球」ではない。
地球は自転しているため遠心力が働き、赤道付近が膨らんでいる。地球の中心から赤道上までの半径は6378kmで、地球の中心から極までの半径より21kmも長くなっている。
(6)方位磁針が指しているのは実は北極点ではない。
方位磁針は正確には北極点ではなく磁北極 (別名:北磁極)という場所を指すようになっている。では、北極点に方位磁針を持って行くとどこを指すのかというと、実は南を指す。しかも磁北極と呼ばれる場所は常に移動するというのだから驚き。現在は、北極点の450km南に位置している。(参考:京都大学大学院理学研究科附属地磁気世界資料解析センター)
(7)地球の自転は少しずつ遅くなって1日の長さも伸びている。
国立天文台のホームページには「1回転にかかる時間が100年間で2ミリ秒長くなっている」と書かれている。地球の自転は正確に24時間ではないため、たまに「うるう秒」を挿入して調整しているというわけだ。なお「うるう年」は地球が太陽の周りを1周するのが正確に365日ではないために挿入されるものなので全くの別物。
(8)大昔には地球全体が凍る「スノーボール」と呼ばれる時代があった。
今から22億年前と7億年前、6億年前にはなんと地球全体が凍っていたと言われている。原因は解明されておらず周期もバラバラなので、明日地球が凍ってもおかしくない!?
(9)大陸はバラバラになると集まり、その後またバラバラになる。
地球は昔1つの超大陸だったということは学校で習ったが、実は「バラバラになれば集まり、集まればまたバラバラになる」という現象を繰り返している。いつか日本は韓国、中国あたりとくっつくかもしれない。
(10)紙を43回折ると月に届く。
紙を1回折ると厚さは2倍に、それをさらに折ると厚さは元の4倍になる。すなわち、紙を折った回数を「n回」とすると、紙の厚さは元の「2のn乗」倍になる。ここで、紙を43回折ると、2の43乗で紙の厚さは約8兆8000億倍に!一般的なコピー用紙は0.08mmなので、8兆8000億×0.08mmで7040億mm(=70万4000km)になる。月と地球の距離38万kmを余裕で超える長さだ!
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