トレンダーズ株式会社がいまどうがを閉鎖してバイラルメディアから完全撤退
netgeek 2014年11月2日
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東証マザーズ上場のトレンダーズ株式会社はココロゆさぶりメディアとして運営していた動画系バイラルメディア「いまどうが」を10/30に閉鎖すると発表した。すでにサイトは閲覧できなくなっている。
大手が運営する動画系バイラルメディアの撤退は家入一真のdropoutに続き2サイト目。バイラルメディア運営はそんなに難しいのか!?
いまどうがは2014年3月に運営が開始されたサイトでバイラルメディアの中では初期参入組。当時はnetgeekでも「トレンダーズがこっそりとバイラルメディア「いまどうが」を開設していたのを発見!」と記事にして紹介していた。
運営スタイルはYOUTUBEの面白い動画にユニークなタイトルをつけて紹介し、本文のテキストはほとんどなしと検索流入を捨ててソーシャルからのアクセスのみを狙った振り切ったサイトだった。きっと海外のUpworthyをモデルにしたのだろう。
Facebookでは10/30に閉鎖のお知らせがなされ、11月に入ってからサイトに飛ぶとトレンダーズのHPにリダイレクトされるように…。
どれだけアクセス数があったのかは定かではないが、Facebookのいいねは4650件と短期間で集めた数にしては悪くない数値だ。
世界No.1にまで上り詰めたBUZZFEEDの急成長をきかっけに日本でも2014年に入ってから急速に注目を集めているバイラルメディア。上場企業でも撤退してしまうのだからその運営は思ったよりも難しいのかもしれない。
トレンダーズは代わりにオンナの本音ランキングメディアを新オープン。
女性にターゲットを絞った「Motto」というサイトで新たに勝負を仕掛ける。こちらは動画系だったいまどうがとは対照的に文字量がけっこうあり、読ませる記事が多い。先日DeNAに買収されたMERYの大人版といったところだろうか。
トレンダーズ株式会社、直近2年の株価推移。
経沢香保子が社長を退いたトレンダーズ、Mottoで再起を図れるか。