庭に現れる黒い子猫、ついに家の中でくつろぐようになって飼い猫に
netgeek 2020年3月6日
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ベアタさんと夫のマークさんが後に「スムッチ」と名付けられる猫を見たのは庭を横切った瞬間だった。黒い毛玉がゴロゴロと流れていったように見えた。
警戒心が強い孤独な子猫。
性格はシャイで人間との交流は求めていないようだ。興味があるのは水と食べ物だけ。スムッチはこの庭に来れば食べ物が貰えると理解し、毎日来るようになった。が、一向に触らせてはくれない。
ベアタさんとマークさんは無理に抱っこしたりしないように気をつけたところ、徐々に人間に慣れていった。
スムッチには家族がいないのだろうか?注意深く観察していたのだが、母親も兄弟もおらず一人ぼっちのようだった。
これまでずっとどうやって生きてきたのだろう…。そしてこれから大丈夫なのだろうか…。
厳しい外での生活は可哀想ということで2人はついに家の中に入れてあげることにする。
「自由に出入りできるようにベランダ側のドアを開けたままにしておきました」
スムッチは家の中に入るようになり、この場所を永遠の家として選んでくれたようだった。思わぬ形で家族が増えた2人は喜んだ。
獣医に連れていき、健康チェックを終えた後、飼い犬のハルキに紹介した。
幸いにも2匹はすぐに仲良くなった。なんとなく体の色が似ている気がする。
孤独に生きてきた子猫はこうして永遠の家を手に入れた。今では人懐っこい猫に変貌している。