親のいない子猫、犬と猫が代理ママになった
netgeek 2019年6月13日
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ある一匹の猫が愛を求めてシェルターにやってきたところ、犬と猫が助けの手を差し伸べた。
トラ猫のナラはひとりぼっちだった。
3ヶ月前、一匹の小さな猫が生まれたばかりの状態で見つけられ、ワシントンにあるSCRAPSという動物保護サービスに引き取られた。野良猫は母親がいると生き延びて成長する確率が高い。ひとまずシェルターでは代理ママを割り当てることになった。
白羽の矢が立ったのはちょうど9匹の子猫を子育て中だったが、現在は4匹しか生き残っていない猫のマディー。ナラに合わせるとすんなりと受けいれ、子育てを始めた。
ジェイミー・マイヤーズ「マディーはすぐに毛づくろいを始め、愛情を示し始めました」
仲間の子猫たちともうまくやっており、じゃれて遊ぶ姿もみられた。
もっとも、ナラはみんなよりも一回り体が小さく、他の子猫が里親を探し始めたのにナラだけは置いてけぼりだった。
マディーの子育てが終わりつつあるタイミングで新たなママを探すことに。
次の候補は子育て中のママ犬イジーだった。幸いにもすんなりと受け入れてくれた。
「イジーは積極的にナラを受け入れ、ナラもまた自分から仲間に入っていきました。目を瞑れば同じ仲間であり、猫と犬の違いは気にしていないようでした」
ナラは数週間、子犬と一緒に過ごした。互いに匂いをかぎ、くっついて眠る。本当の兄弟のようだった。
ナラはゆっくりと成長して大きくなっていく。
体重が2ポンドに達した頃、子犬を飼っている家に里親が見つかった。
今ではシェルターを卒業し、新しい家で幸せに暮らしている。