1いいねが1円になるソーシャルメディア「Poplle(ポップル)」を使ってみた
netgeek 2019年6月4日
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意外とザクザク貯まる。
まずはダウンロード画面から。iPhone版とアンドロイド版があり、評判はけっこうよさそう。アイコンは10代女子が好みそうなデザインだ。
ウェブ版はないので1つのスマホで1つのアカウントしか作れない。今回はnetgeek動物アカウントを作ってみた。雰囲気はInstagramにそっくり。
注目してほしいのは右上のいいね数。Poplleでは最低500円から引き出し可能だ。500いいねを超えてから「交換はこちら」というリンクが表示されるようになった。
下部中央のボタンを押すと画像アップ画面に。アップしたあとに文章とタグを入れて完了。
懸念点は画質が荒くなること。サーバー負担を減らすためにわざと画質を落としているのだろうが、動物の毛並みは特に粗さが目立つ。
Instagramとの違いはコメント欄がないことだ。いいねを押すことしかできないのでアンチコメントがなく、非常に平和。また、実は自分が押したいいねも1円分にカウントされるため、ユーザーが互いに得する仕組みができあがっている。ただし、いいねが押せるのは1日30回のみ。
銀行振込の流れ。一応、本人確認が必要とのこと。
SMSで端末確認があり、セブン銀行で出金か銀行振込の2種類が選べる仕組みだった。この後さらに免許証などで本人確認が必要になる。
…ということでどうやら本当にいいねがお金になりそう。500いいね(円)貯めた感想としては、フォロワーさえ増やせばアンケートやポイントサイトをちまちまとやるより楽に儲かるという印象。何より楽しみながらできる点が嬉しい。
Poplleを提供するのは株式会社リクポ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:木崎智之)。渋谷にあるベンチャー企業のようだ。
ただ気になるのは本当に1いいね1円を配る仕組みが成り立つのかということ。新たなソーシャルメディアの形としては面白いが、会社が資金を使い果たしてサービス終了ということも考えられる。Twitterもマネタイズがうまくいかず、相当な赤字を出して身売りを検討した時期があった。
おそらくPoplleはこれから機能を増やしていき、有料会員制度や企業広告を織り交ぜていくのだろう。日本初のソーシャルメディアとしてはmixiに次ぐ大当たりになるかもしれない。TSU(スー)やMastodon(マストドン)が失敗しつつもTikTokが盛り上がる今、期待が集まる。
netgeekでは様子をみつつしばらくは更新を続けていきたいと思っている。あなたもPoplleに興味が湧いたらぜひnetgeek動物(@netgeekAnimal)をフォローしてほしい。