伊勢丹のフランス展、「バゲットが焦げてる」と意味不明クレームが来て一時販売中止に
netgeek 2019年4月20日
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4月10日から16日まで伊勢丹新宿店本館・メンズ館で開催されているフランスウィークについて、人気商品が販売中止になってしまったとネット上がざわついている。
バゲットが焦げている?
伊勢丹には、地元で美味しいと評判で行列ができる「ブーランジェリー・パティスリー・トレトゥール・アダチ」が出店していた。しかし、目玉商品のバゲットにクレームがついたようで店主の女性がInstagramで内情を明かす。
※Instagramは現在はIDが変えられ非公開になっている
「171本のバゲットを廃棄いたしました」
※廃棄処分にはせず、社内で使用したという話もあり
合計で3種類のパンが全て販売中止になり、店は大損したようだ。たった一人のクレームを重く受け止めたがゆえに大変な騒動になってしまった。ネット上ではパティスリー・トレトゥール・アダチを擁護する声が飛び交う。
調べたところバゲットは製造ミスではなく、元々このような商品とのこと。確かに焦げているように見えるが、全てこの仕上がりだ。
「焦げ目があるほうがアクセントになって美味しい」「正確には焦げではなくメイラード反応によるもの」などという声もみられた。
※メイラード反応とは、還元糖とアミノ化合物を加熱すると褐色物質(メラノイジン)が生まれること
現在はトラブルが収まり、4月19日から販売が再開されている。また、伊勢丹によるとバゲットなどは廃棄処分にはしておらず、社内で勉強会に使用したとのこと。
以前から指摘されている通り、日本は一部のクレームに過敏に反応しすぎではないだろうか。商品が見た目で気に入らない人は買わなければいいだけの話ではないか。
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