【炎上】ファーウェイがフジテレビに宣戦布告。法的手続きへ

netgeek 2018年12月19日

各国で排除が進むHUAWEI（ファーウェイ）について、「スパイウェアが見つかった」という報道にファーウェイが抗議する文章を公開した。

おそらくFNN（フジテレビ）の報道に対してだろう。

ファーウェイは12月18日、公式Twitterで次のような告知を行った。

「スパイウェアに似たような挙動をする」という事実無根の報道についてステートメントを発表させていただきました。https://t.co/Dr4vMYBdGp #HUAWEI

— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) December 18, 2018

リンク先を見ると名指しこそしていないものの、メディアの報道に抗議するとある。

一部のメディアにおいてファーウェイのスマートフォン製品が「スパイウェアに似たような挙動をする」「スパイのような動きをする“悪質”なもの」などという報道がありましたが、まったくの事実無根です。このような根拠のない批判報道に対して法的手続きを進めています。

https://consumer.huawei.com/jp/press/news/2018/news-1801042/

これはおそらくFNNプライムオンライン（フジテレビも含むかもしれない）の報道に対してであろう。

※FNNは「フジニュースネットワーク」の略

FNNプライムオンラインはファーウェイについて、かなり攻めた記事を2本公開していた。まず一つ目はすでに有名になった「余計なものが見つかった」という与党関係者の証言について。

7日の記事：分解したら“余計なもの”が見つかった!?日本政府も「ファーウェイ排除」へ

そして二つ目は「ファーウェイ製品からスパイウェアが見つかった」と報じた13日の記事（https://www.fnn.jp/posts/00401620HDK）。調べたところ、こちらはすでに削除済みであることが分かった。

Googleキャッシュにも残っていなかったのでTwitterのキャッシュを参考に見てみよう。

「関係者によるとファーウェイ製品から見つかったのはスパイウェア」という一文がある。ハードに余計なものがあるうえ、ソフトにもスパイウェアが混じっていたということだろうか。しかし、この記事を削除したあたり、FNNとしてはあまり自信のない記事だったのかもしれない。

とはいえ5Gからの排除が決まったファーウェイが今更信頼を取り戻すべく法的に戦っても無駄に資金を浪費するばかり。各国で排除されつつあるのだから早いうちに会社を解散したほうがいいだろう。

仮にスパイウェア報道がガセだったとしてもファーウェイに数多くの疑惑があるのは確か。ユーザーの信頼は取り戻せないはずだ。

おまけ。

鳩山由紀夫元首相の世論とかなりずれたツイート。こんな主張をしているのはこの人ぐらいだ。

トランプが技術が米国を追い越した中国のファーウェイを目の敵にしたら、すぐさま安倍首相も追随してファーウェイを政府調達から外した。優れた企業を採用しないで損するのは誰だろう。何て馬鹿なことをするのか。トランプに気に入ろうとしても、次のターゲットは日本車と畜産であることは間違いない。

— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) December 17, 2018