ダンボのポスターが旭日旗に見えると韓国で炎上 ※サーカスのテントです
netgeek 2018年11月17日
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もはや嫌いなものに囚われて生きている不幸な状態。
このダンボのポスターはディズニーが11月14日にTwitterなどに投稿したもの。アメリカでの上映であり、日本や韓国では上映されない。
しかし、一部の韓国人はこれが旭日旗に見えると指摘し始め、ついにはニュースに取り上げられるまでになった。
出典:http://news.hankyung.com/article/201811162857H
Google翻訳を参考にしたところ、記事タイトルは「ティム・バートン『ダンボ』のポスター、『旭日旗vsサーカス天井』 論議に」という趣旨のもので、内容はネット上の炎上騒動を紹介するもの。記事末尾には「韓国国内では上映されない」とも綴られている。
だが、実際には赤と白の模様はサーカステントの柄であり、政治的な意味は一切ないと思われる。そもそもアメリカのディズニーが旭日旗を暗示する動機もないだろう。
念のために調べてみた。
YouTubeで公開された宣伝用の映像を見ると、赤と白の模様が何度も出てくるのが確認できる。
▼女の子が持っている入れ物に注目。ネズミが入っているケージにサーカステントを模した布をかぶせているもの。
▼かなり分かりにくいが、テントの模様は赤と白。
▼また別の場所だろうか?こちらも同じ模様。
▼ダンボがパフォーマンス中の背景はポスターと似ている。
▼左側のテントを見てほしい。
どうやらこのサーカスでは赤と白の模様を主なデザインとして使っており、グッズなどにも反映させているらしい。したがって、ダンボのポスターが旭日旗に似ていると政治的なクレームをつけるのはお門違いだろう。
大体、赤と白の模様がNGであるのなら少女時代のミュージックビデオはどうなるのか。
本来なら純粋に作品として楽しめるはずのものも、自分が嫌いなものに執着するあまり穿った見方をしてしまう。そんな人生は不幸以外の何者でもないと思う。
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