びっくり!チリではプリングルズのおじさんに規制がかかっている
netgeek 2018年8月16日
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ヒゲのおじさんのトレードマークでお馴染み「プリングルズ」がチリでは規制対象になっていることが分かった。小売店では驚きの光景が広がる。
黒いシールが上から貼られている!
ちょうとプリングルズのおじさんの顔にあわせて貼られる黒いシール。
おそらく手作業で1枚ずつ貼ったのだろう。これはかなり大変な作業なように思える。
徹底して顔が隠されている。
出典:https://twitter.com/oogiri_peru/status/1029535678491779077
実はチリでは2016年6月に肥満を予防する新たな法律ができ、このような措置がとられることになったのだ。
・チリでは6歳未満の3人に1人が過体重
・「肥満撲滅を目指す法律」と「食品表示法」がある
・肥満を招く商品に子ども向けキャラクターを使うのはこの2つの法律に反する
・チリの国家消費者庁(SERNAC)はキャラクターが描かれたコーンフレーク(ネスレとケロッグ)を告発した
・チョコレートのM&M(マスターフーズ)も告発した
・SERNACエルネスト・ムニョス長官は、各社に11万ドル(約1,200万円)の罰金を言い渡した
・キンダー・サプライズ(卵型のチョコレート)、マクドナルドのハッピーセットも禁止
かなり厳しい規制であることは間違いない。メーカーとしては商品自体を健康なものに変えるか、パッケージデザインを変えないといけない。だが在庫の問題もあり、やむを得ずシールで対応しているのだろう。
また別の店舗でもシールが…。
下段左端に1つだけ貼り忘れられているものがある。棚に描かれている顔は規制対象外ということか?
チリの事情も分かるが、メーカーとしては悩ましい問題。やはりトレードマークの顔がなくなると売上は下がるのだろうか…。
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