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【炎上】池上彰「日本は欠陥のある民主主義国」→洗脳解説だと反論が相次ぐ

netgeek 2018年5月27日
 

池上彰がテレビ番組で日本は完全な民主主義ではないと解説した。「解説が誘導的で洗脳にも近かった」と反論が相次いでいる。

まずは池上彰の解説を見てほしい。

池上彰は世界と比べると日本の民主主義はかなり遅れていると結論を述べる。

その理由として女性の政治家が少ないこと、投票率が低いこと、死刑制度があることを挙げた。

放送後、ネット上ではこの解説はかなりおかしいと批判の声があがった。3つの点について反論をまとめてみた。

(1)投票率が低い

これは政情が安定している証拠。日本人は政治家を選ばないで投票権を放棄しても、安心安全に暮らせる平和な国なのだ。治安が悪く、民主主義が未発達な国ほど投票率は高くなる。

(2)女性の政治家が少ないから韓国より下

性別と民主主義は無関係。日本では女性でも政治家になれる権利は確保されているが、政治家になりたがる女性が少なく、結果的に低い割合になっただけ。民主主義よりも文化の違いが影響していると考えられる。池上彰はクオータ制へ誘導したいだけでは?

(3)日本には死刑制度がある

死刑制度と民主主義は無関係。それよりも国民の倫理観・価値観の問題だ。また、死刑制度がある国の中でイスラム教の国と中国の悪い事例のみを紹介するのは誘導的であり、死刑廃止を訴えたいだけに思える。

総合すれば、日本では投票率も女性議員の割合も死刑制度も民意に任せた結果そのようになったのであって、むしろ民主主義が正しく機能している証拠と言える。

イギリスのシンクタンクの調査結果を正しいという前提で紹介するのはいかがなものか。

ネット上では「そもそも『完璧な民主主義』というものがよく分からず、それが正しいのかどうかも怪しい」という意見が多数。言い方を変えれば「日本は民主主義国家の中で最もバランスがとれている」と言うこともできるはずだ。それゆえ池上彰が「日本は欠陥のある民主主義国」という表現を使ったところには同意することができない。

曲がりなりにも影響力の強いテレビなのだから、反対意見も紹介するなど、もっとフェアに解説してほしいものだ。完全な民主主義でないからといって何か問題があるようには思えない。

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