石原さとみと熱愛のSHOWROOM前田裕二は負債4億円
netgeek 2018年5月8日
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DeNA傘下でベンチャービジネスに取り組み中。
前田裕二は現在30歳で早稲田大学政治経済学部を卒業後、2010年にUBS証券に入社した。2013年に株式会社ディー・エヌ・エーに入社。ライブストリーミングサービスのSHOWROOMを立ち上げ、2015年にSHOWROOM株式会社を設立した。
SHOWROOMについては以下の画像が分かりやすいだろう。動画を見ながらアバターでチャットやギフトアイテムを贈ることができるサービスだ。ニコニコ動画に近い。
SHOWROOM株式会社の住所は「東京都渋谷区神宮前6-19-20 第15荒井ビル2F」で従業員は88名。ネット上では「石原さとみが選ぶ相手だから相当な金持ちに違いない」という予想が飛び交ったが、実際はそうでもないようだ。
第二期決算を見てみよう。
・株主資本2億6,00万円
・負債4億4,000万円
・9,817万円の赤字
・利益剰余金はマイナス2億3,000万円(第一期とあわせた数字)
これはビジネスモデルとして成り立っているのか怪しいところ。DeNAの後ろ盾があるから大規模なことができているが、これで「カリスマIT社長」というのは厳しいように思える。SHOWROOMは直近では単月黒字を達成したという噂もちらほらと聞かれるが、ベンチャービジネスは思わぬところで転んだりするもの。
事実、DeNAは過去に村田マリにWelq(DeNAパレット)をやらせて多額の損失を出した。その後MERYは復活したようだが、iemoなど多数のキュレーションメディアが閉鎖となった。
村田マリと前田裕二に共通するのは自己愛が強いということだ。ベンチャービジネスの世界では本来、起業家はプロダクト(商品・サービス)に愛情を注いで売り込むべきなのに、時折、派手にメディア露出する起業家が出てきてなぜかプロダクトではなく自分を売り込み始める。自己愛が強すぎるがゆえにこのような行動に出てしまうのだ。
そのような起業家は日頃からSNSで自己顕示欲を満たし、虚像を見せることで満足感を得る。名前こそ有名になったものの、肝心のプロダクトがなく、何をやっているのか分からないという起業家は多い。むしろ、いつの時代も仕事ができる人は社内でのみ有名で、社外では全く知られていないものだ。
あなたは以下の質問に答えられるだろうか?
・Tehuは何をつくった人?
・椎木里佳(株式会社AMF社長)は何をつくった人?
・「会社は学校じゃねぇんだよ」の松村淳平(株式会社WAVEST社長)は何をつくった人?
ただし自己愛が強いことと、素晴らしいプロダクトを世に生み出せるかどうかは別問題ということに注意してほしい。例えばスティーブ・ジョブズは自己愛が強かったが、同時にプロダクトに対する情熱も凄まじいものがあった。
大事なことは起業家の価値はつくったプロダクトで決まるということだ。自己愛の強い起業家は大風呂敷を広げて出資者に「天才だ!」と錯覚させるがくれぐれも騙されてはいけない。
参考:DeNA南場氏「私は彼女の大ファン」 iemo村田マリ氏はどこが凄いのか
参考:DeNA南場智子が5年かけて口説き落とした男 前田裕二
ある程度の年齢であれば、その人が過去にどのような仕事をしたかを評価することが最も大事だ。本人ではなく、一緒に仕事をした人間に話を聞くのも有効だろう。
さて、netgeekではアンケートを実施中。
現在、赤字のSHOWROOM(前田裕二社長)。「DeNAの後ろ盾があるからビジネスモデルが成り立っているように見えるだけ」という声も…。今後うまくいくと思いますか?
— netgeek (@netgeek_0915) May 8, 2018
SHOWROOMはAKBグループが集客して課金させているだけで、契約が切れたらGoogleプラスのように過疎化する?
— netgeek (@netgeek_0915) May 9, 2018
石原さとみと熱愛発覚のSHOWROOM前田裕二社長は自伝を出したり、メディアに出たりと異常に自己愛が強いタイプに見えます。本来、起業家はプロダクトに愛情を注いで売り込むべきなのに、なぜか自分を売り込んでいるのです。前田裕二社長の行動はおかしくないですか?
— netgeek (@netgeek_0915) May 8, 2018
石原さとみと熱愛発覚のSHOWROOM前田裕二社長。「カリスマIT社長」と紹介されたが、DeNA傘下で赤字を垂れ流しているだけにも見える。前田裕二社長は…
— netgeek (@netgeek_0915) May 8, 2018
どうやら賛否両論あるようだ。いずれにせよ前田裕二社長はまだ成功したとは言えないわけで、本当にカリスマなのかどうかはこれからのSHOWROOMで決まる。
なお前田裕二社長は「人生の勝賛」という自伝を出している。最高評価のレビューと最高評価のレビューを読み比べるとけっこう面白い。