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【炎上】レオパレスの詐欺ビジネス VS 社長を詰問するガイアの夜明け

netgeek 2017年12月27日
 

レオパレスが非常に悪どい方法で契約者を騙し、詐欺に手を染めていたと告発された。ガイアの夜明けがその悪質な手口を公開し、社内メールまで放送した。

レオパレス21「アパート経営をしませんか?レオパレスが最長30年間借り上げて家賃を保証します」

レオパレスは当初、独自の「一括借上げシステム」という仕組みをアピールすることで「アパートを建てれば儲けることができる」と営業してまわっていた。

これは仮に入居がなくてもレオパレスが家賃を保証してくれるという制度だ。

だが、レオパレスはここ最近になって保証システムを崩し、なんと30%の支払い減額を提案してきた。これはあくまで一例で、人によっては契約を一方的に打ち切られた人も…。

レオパレスが悪質なのは1キロ四方のエリアにおよそ40棟ものアパートを乱立させたこと。

こんな無茶苦茶なことをしたら入居率が下がって当たり前。

この地域についたあだ名は「レオパレス銀座」。

レオパレスを信じて借金でアパートを建てた人は回収の目処がつかなくなり、借金だけが残る結果に。

営業マンの「一括借上げシステム」「30年の安心収入」という言葉を信じてとんでもないことになってしまった。

被害者は多数。

契約書には「賃料は当初10年間は不変とする」とあるが、実際には300人が減額された。

営業マンは当初の契約を無視して支払いを減額すると迫る。

当初は本当に保証するつもりだったかもしれないが、結果的には一線を超えた。レオパレスがこうした詐欺に手を染める背景には急激な経営悪化があった。リーマンショック以降、苦しい経営が続いているのだ。

ガイアの夜明けでは社内メールを入手していた。

会社が減額を指示していたことが分かる。つまり営業マン単位ではなく会社ぐるみの詐欺だったということ。よりによって上場企業がこんなことをしてしまうとは…。

レオパレスの深山英世社長は取材に対し「同意のもとでやった」「(強く迫る対応は)私はないと思っている」と潔白を主張していたが、証拠の社内メールを突きつけられると顔をこわばらせ、ノーコメントと態度を変えた。

ガイアの夜明け取材陣がここまでの証拠をもっているとは予想していなかったのだろう。取材には応じたものの、最後に社としての信用を失う醜態を晒すことになってしまった。

レオパレスはどうしてこのような完全に黒なことをやってしまったのか。

決算報告書を見るに2010年に790億円、2011年に417億円と大幅な赤字を出しているのが見て取れる。

参考:レオパレス決算概要

会社倒産を免れるためにやむを得ず契約違反を犯して利益を出そうとしたというところが実態だろう。現在出している利益はそっくりそのまま契約者から騙し取った金だと言える。本来ならばアパート経営者に渡すはずの金だ。

▼株式会社レオパレス21、過去10の株価推移。

そもそも一括借上げシステムで家賃保証なんてインチキな約束をしたのが間違いだった。アパートを建てるなら他人の金ではなく自分の金を使うべき。もちろんレオパレス21はアパート経営のリスクを認識していたはずだから故意犯だろう。レオパレスのオレオレ詐欺ならぬレオレオ詐欺、よく覚えておこう。

【追記】

レオパレスが公式HPにて「ガイアの夜明け(テレビ東京)の印象操作」と反論した。具体的な内容については言及していない。

平成29年12月27日
株式会社レオパレス21

2017 年12 月26 日放送のテレビ東京「日経スペシャルガイアの夜明け」にて、当社について放映されました。公平な放映がされるように、真摯に取材対応しておりましたが、著しく印象操作される内容になっております。当社としましてはテレビ東京に対し、厳重に抗議及び訂正を求める方針で準備を進めております。

http://www.leopalace21.co.jp/news/2017/1227_2282.html

続き→レオパレス、壁が薄いどころか存在していなかった(168棟)。ガイアの夜明けが建築基準法違反を指摘

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