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【米軍ヘリ落下物事件】屋根に凹みが見つかるも不自然だと話題に

netgeek 2017年12月11日
 

普天間バプテスト教会の緑ヶ丘保育園に米軍ヘリのセンサー保護カバーが落ちたと騒がれている件について、神谷園長が屋根に凹みを見つけたと証言した。

しかし、いまいち信用しがたい。

出典:https://twitter.com/ihayoichi/status/939387815313281024

確かに屋根が凹んでいるのは確認できるが、距離が意外と離れているし、肝心の保護カバー(プラスチック製)はさほど破損していなかった。上空100~200mほどから缶コーヒーほどの重さのプラスチック部品が落ちればもっと粉々になったりヒビが入ったりすると思われるのだが…。

なにより決定的なのは米軍が「保護カバーは飛行前にちゃんと外した。ヘリを確認したところ、なくなっている部品はない」と反論したこと。因果関係が怪しいのに米軍が悪いと決めつけることはできない。

そもそも神谷園長(牧師)の証言も不可解な点がある。

見つかったのはCH53大型輸送ヘリのセンサー部分に取り付ける保護カバー。手で簡単に引き抜くことができ、飛行前に取り外すことになっている。

ただのプラスチックのカバーなので園長が言うような「焦げたような臭いがした」「熱いような気がした」などという異変が起きたとは考えにくい。熱いと感じたのは気のせいで、焦げたような臭いは誰かが近くで焚き火でもやっていたのではないか。

普天間バプテスト教会の関係者は当初、偏った政治的思考から「米軍ヘリの仕業に違いない」と思い込み、結論ありきで様々な要素を結びつけていった。屋根に凹みがあることなんて決して珍しいことではないし、誰かが屋根に向かって投げた可能性もある。米軍が悪いと決めつけるのは早計ではないか。

現地では異常な政治思想の持ち主が米軍機を落とそうと攻撃を仕掛けている。

▼元沖縄タイムスの屋良朝博氏、オスプレイを墜落させる作戦として凧揚げ、花火、ランタンを提案している。

▼実際に風船で妨害。通称「風船テロ」と呼ばれた。

▼沖縄県警は風船は危険だからとやめるよう説得するものの、活動家たちは「危険なのは風船ではなく米軍機です」と反論する。

参考:「風船あげよう行動をおこないました」―ヘリ基地いらない

▼オスプレイに凧揚げで攻撃を仕掛ける。かなり危ない。

▼とんでもない張り紙。

▼那覇市上下水道局の職員もオスプレイ反対バッヂをつけている。職務中につけるのは不適切だと炎上した。

参考:【炎上】沖縄の公務員が職務中にオスプレイNOバッジをつけて政治活動。これおかしくない?

ところで普天間バプテスト教会といえばSEALDs奥田愛基の父親である奥田知志が牧師として関係している。もうこれだけで胡散臭いということは言うまでもない。

落下物があったという報告を受けて当初はマスコミが大々的に報じたが、ここに来て自作自演説のほうが有力になり始めている。証言を鵜呑みにせず関係者の素性を洗ってからようやく新たな可能性が見えてきた。

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