菅野完が「警護の者ですので」を「寄付の物ですので」に聞き間違えてフェイクニュースを流す
netgeek 2017年6月22日
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菅野完氏の「安倍総理を警護する公安が寄付と認めた!」という投稿はこちら。
それぞれの投稿は2,700リツイート、3,600リツイートもされており、ネット上で多大な影響を与えたことが分かる。しかし、そもそも籠池氏は白い紙を挟み込んだ紙束を100万円の束に見せるなど奇行が目立ち、「昭恵夫人から寄付を受け取った」という証言もいまいち信憑性が足りない。そのような籠池氏の味方をするのは軽率であろう。
ここでnetgeek編集部は問題のシーンをTwitCastingで確認してみることにした。該当のシーンは5:40から。籠池氏が100万円(といっても2万円だが)をもって返却に訪れるも、途中で警護に止められ、会うことは出来ないと断られるという流れだ。
【書き起こし】
籠池「あ、どうも」
警護「警護課の川口と申します」
籠池「あ~警護…ご苦労さんです」
警護「今日、電話かけたらですね、お会いできないということでお話を伺ってますので」
籠池「あーそうなんですか」
警護「はい、はい」
籠池「そら残念だ。まーお偉い方やからな。難しいのかも分からなかったんです。とりあえず私自分でね、お目にかかってお返しせないかんものをお返しせないかんなと思っていたものですから。とりあえずこの前にご寄付頂いた100万円をきちっとお渡ししとかないと思って。今日来させてもらったんです。…いうことなんですけどね…ええ…」
警護「はい」
籠池「どうしようかな。そちらにお渡ししたら渡してくれますか?」
警護「それはちょっと物等はお預かりできませんので…」
籠池「無理?」
警護「はい」
籠池「無理なんですか」
警護「はい。警護の者ですので」
籠池「あーそうですか」
ワクワクした期待感でいっぱいだった菅野完氏は思わず「寄付」と幻聴を聞いてしまいウキウキ気分で2回もTwitterに投稿した。「寄付って俺は確かに聞いた」「やっぱり寄付やんけ」。
そもそも本当に寄付があったかどうか知るのは昭恵夫人と籠池氏のみで、警護の人が知るわけがないのに鬼の首を取ったように騒ぎ立てるのはいかがなものか。
▼自称ジャーナリストの菅野完氏。怪しい過去も噂される。
人間は何事も自身の都合のいいように解釈してしまうというが、まさか幻聴まで聞こえるとは。菅野完氏は周囲から間違いを指摘されても一切無視を貫いており、投稿も削除せず放置したまま。
聞きたいものが聞こえ、聞きたくないものは聞こえないとは随分幸せなご身分だ。
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