JASRACがカスラックであることを裏付ける6つのエピソード
netgeek 2017年2月4日
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音楽教室からも著作権料を徴収しようとし、さらにはmixiの日記に歌詞が書かれているとしてmixiにも圧力をかけ始めている。
一般社団法人JASRACとは一体何者なのか。正体がよく分かるエピソードをまとめてみた。
(1)著作権がない千年前の雅楽(ががく)を使ったといちゃもんをつけて著作権料をカツアゲしようとする。
さっき日本音楽著作権協会から電話が掛かってきた。JASRACね。9月の西宮公演の著作権使用料を申告しろ、という内容でした。千年前の音楽には著作権はありませんよ、と教えてあげました。めちゃめちゃ上から目線の担当者は雅楽をがらくと読んでました。勉強しろよ。
— 岩佐堅志 (@sokohjo1) December 12, 2012
2012年に投稿されたこの告発ツイートはネット上で炎上し、ついにはJASRACが釈明文を掲載するまでになった。しかし、当時は見られた釈明文は現在はなぜか削除されている。都合の悪い黒歴史だから消したということか。
▼2012年にHPに掲載されたお知らせ。「雅楽に著作権がないことは把握しておりますが、確認させて頂いただけです」という言い訳。
▼現在アクセスすると「ご指定されたページが見つかりませんでした」
(2)CGアニメのコンテストで著作権侵害があったと決めつけて請求。
以前、CGAコンテストの上映会の後、JASRACから請求が来た。
登録曲を使ったという証拠でもあるのか?その曲は具体的にどれなんだ?
JASRACの言い分は、“上映会なら曲が流れていただろうから、きっと使ったに違いない”とのこと。 使ってねぇよ!振り込め詐欺の一種か?
(3)「どの曲かは分からないけど著作権料を払ってください」
昔、僕のホームページを見たJASRACから「著作権料を支払ってください」ってメールが着たけど、自分ではJASRACの管理楽曲は扱ってないつもりだったので「どの曲がJASRACさんの管理楽曲ですか?」って聞き返したら、「分からないです」と言われたことがある。手当たり次第感がスゴい。
(4)飲食店、宿泊施設に手当たり次第、調査状が送りつけられている。「刑事上の責任を問われることがあります」という脅しの文章あり。
うちが何の店かも確認せず、こんなもの送りつけるJASRAC。何で住所などしったのか?さらに悪どいのは店の情報根掘り葉掘り書かせて送付させようとしているところ。
(5)嫌がらせで裁判をやっているという話。
これは、他の上映団体から聞いた、ウラは取れない噂にすぎないが、JASRACに逆らうと本当に裁判に訴えられると。もちろん、JASRACが負けるが、勝つまでにすごい手間や費用がかかる。だから、逆らわずに払った方がマシだ、と広く思わせるための見せしめにされるとのこと。
(6)「一小節だけだから」という理由で作曲者に著作権料を還元しないで自分たちの懐に入れている。
本来、生産者の正当な権利を守るために定められている著作権は日本では権利団体が私腹を肥やすためだけに悪用されるようになっている。昔からバッシングされているJASRACは一向に改善することなく、それどころか最近はますます金をかき集めようと必死になっている。
▼CD1,000円のうちアーティストの取り分は9円とただでさえ少ないのに、JASRACは手数料を4円も取っている。
昨今のJASRACのニュースを目にした宇多田ヒカルは「学校の授業では私の曲は無料で使ってほしい」とツイートした。
もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな。https://t.co/34ocEwCj8K
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2017年2月4日
著作権者が無料でいいと言っているのだから無料でいいに決まっている。それをJASRACは傍若無人に子どもたちの音楽教室からもお金を取ろうとしている。これは絶対におかしい。
おまけ。JASRACをネタにした星新一のようなショートショート。
(1)JASRACと無人島。
ある男が無人島に漂着した。 男は浜辺に大きくSOSと書いたが、何日経っても助けは来なかった。 あるとき男はSOSの隣でいつ帰れるとも知れない故郷を思って鼻歌を口ずさんだ。 一時間後、JASRACが著作権料を取りに来た。
(2)JASRACの内部。
JASRACに踏み込んだ怒れるオタク達が目にしたのは、白骨化した職員の死体と大義なく動き続ける使用料自動回収プログラムだった。
(3)23世紀のJASRAC。
(4)鼻歌。
(5)記憶への著作権請求。
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