スペースワールドの魚スケートリンク騒動、キタキュウマンが本質を問いかける
netgeek 2016年12月1日
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スペースワールドが魚を氷漬けにしたスケートリンクをつくって炎上した件ついて、福岡県北九州市のヒーロー、キタキュウマンが重要な指摘をしている。
スペースワールドが企画したのはスケートリンクに実物の魚を埋め込むというもの。
文字でだけ確認すると素敵な企画のように思えるが、実際は気味が悪いだけだった。氷の下を生きている魚が泳いでいるのならまだしも、スケートリンクは魚の墓場と化していたのだ。また魚の姿が美しく見えず、可哀想にしか思えなかったことも批判の声を加速させた。
さて、この騒動について一言物申したのがキタキュウマン。非常に的を射た指摘をしている。
我々は魚が可哀想といいながらも一方で自分自身が不快に思う気持ちを優先させていたのではないだろうか。事実、キタキュウマンが指摘するように毛皮や革製品、食品を無駄に消費しており、もはや無意識のうちに残酷なことをしているという実態がある。
ペットについては賛否両論あるだろう。野生動物でいるよりも安全で食べ物の心配がない人間の家庭で飼われたほうが幸せという考えもある。だが、総合的にみても人間は動物の命を粗末にしすぎだ。
▼子どもたちとスケートリンクで遊ぶキタキュウマン。
ここでもしも動物と人間の立場が逆だったら…と考えてみよう。
回転寿司で魚が席に座り、流れてくる人間を品定めする、人間に無理やり食べ物を食べさせて太らせ、フォアグラをつくる、壁掛けや絨毯として人間を飾る。
参考:人間と動物の関係性を逆転させてみるとすごく残酷。これが真理だ。
果たして本当の意味でスペースワールドを非難できる人間はいるのか。一寸の虫にも五分の魂。今一度、生物の命についてよく考え直したい。
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