震災で店が全壊したのに常連客が勝手に店をつくった。洋食屋グリル一平はみんなに愛される名店
netgeek 2016年9月25日
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兵庫県神戸市兵庫区新開地にある洋食屋「グリル一平」の知られざるエピソードに皆が心を動かされている。ここまで地域の人に愛される名店はそう簡単には見つからない。
グリル一平の嘘のような話を紹介したい。
▼震災の被害に遭ってしまい、営業が続けられなくなった。スタッフは実家に帰ってしまい、店舗がなくなったのでもう経営どころではない。
▼しかし、信じられないことが起きる。なんとグリル一平を愛する人が勝手に店舗を建設してしまったのだ!しかも、立派な2階建て。看板は即席でのれんを垂らして一丁上がり!
▼見た目はごく普通の一軒家だが、内装はばっちり。そんな常連客の特別プレゼントに対し、店主はこんな一言。なかなかいいキャラクターだ。店自体は本当に辞めるつもりだったという。
▼色々あって料理の味が変わってしまったことについて客は文句を言ってくる。
▼だが、きっちりお金は払ってまた何度も来るのだ。店主との信頼関係があるからこそ、このようなコミュニケーションが生まれているのだろう。
▼店主も新開地の良さを認めている。東京ではなさそうなハートフルな話。
こうして一度は破綻した店がリピーターの協力によって今もなお経営を続けることができている。なお、ネット上の口コミを調べたところ、グリル一平は確かにシェフの腕前がよく、料理は絶品の旨さとのこと。特大のエビやデミグラスソースがかかったオムライスなど、全品食べてみたい店だ。
写真を見ると確かに美味しそう!
参考:グリル一平(食べログ)
ハンバーグもスパゲッティも他店では味わえない絶妙な美味しさがリピーターを誘う。地域に愛されるグリル一平、一度は訪れてみたいものだ。