AbemaTVが桜井誠の動画を消して鎮火を図るもしばき隊の攻撃はスポンサーへ
netgeek 2016年9月23日
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前回の記事: 【速報】サイバーエージェント本社がしばき隊に包囲されることに!AbemaTVの桜井誠チャンネル開設に激怒
「doronpa01」というIDに紐付けられていた番組「桜井誠のズバリ言ったわよ!!」。なんと動画が消されている。
昨日までは見られたのに、しばき隊がサイバーエージェントの本社と上泉のオフィスを取り囲んでデモを行う計画を進めたのを深刻と捉えたのだろう。取り急ぎ動画を消して鎮火を図ったものと思われる。また、「FRESH! by AbemaTV」の公式Twitterは桜井誠氏のチャンネルを宣伝していたツイートを削除し、あわせて桜井誠氏による宣伝ツイートのリツイートも取り消した。
完全になかったことにする路線で進めているのかもしれない。ただし、現時点でアナウンスは一切なく、「月曜日に予定されていた放送が中止になる」「チャンネルは閉鎖する」などという発表はなされていない。
桜井誠氏は今後について悲観的な見方を示しているようだ。
やはりサイバーエージェントとテレビ朝日はスポンサーを優先して動く可能性が強く、あくまで間借りしている桜井誠氏は指示に従うしかない。この他には、自分で動画メディアを開設するなどという話が展開されていた。ただ問題は26日(月曜日)に予定されていた放送がなされるかどうかということ。しばき隊としてはなんとしてでも放送自体を食い止めたいだろう。
今回のAbemaTVの動きについては有識者の人たちも批判している。
▼精神科医で立教大学教授の香山リカ。運営会社に対し、おわび、検証、再発防止策の3つを要求している。
※ツイートではAmebaTVとなっているが、正しくはAbemaTV。
▼法政大学教授の山口二郎氏はテレビ朝日を非難。
やはり差別的な発言を大声で主張する桜井誠氏を招き入れたのはまずかったか。事前に予測はできたはずなのに、炎上してから慌てて削除するあたり、担当者の人為的なミスと捉えることもできる。なお、これより前にニコニコ動画でも桜井誠氏(在特会)のチャンネルが強制的に閉鎖される事件があった。
そのことについて桜井誠氏は納得がいっていないとブログを執筆している。
報道でも話題になりましたが、桜井も出演していた在特会公式チャンネルが突如として打ち切られた件についても、そもそも在特会に「チャンネルを作ってみないか?」と持ち掛けたのはカドカワドワンゴ側からであり、その依頼に応じてチャンネルを作ったのですが…。
閉鎖の説明が一切なく、突然打ち切るという社会常識からかけ離れた非礼の対応を取ったのがカドカワドワンゴ、ニコニコ動画でした。
閉鎖の理由は一切公開されておらず、やはり水面下で何らかの動きがあったことが推察される。AbemaTVはニコニコ動画の失敗に学ぶことなく、全く同じ過ちを犯してしまった。言論の自由を守るなど崇高な理念があるのかと思いきや、そうではない様子。
そして、しばき隊界隈は現在、スポンサーに抗議する動きを見せ始めている。
ユニリーバのTwitterや問い合わせフォームに抗議のメッセージを送る人が続出中で、サイバーエージェント・テレビ朝日としては最も痛いところを突かれることになる。スマホのテレビ局をつくるべく多額の予算をかけてつくったAbemaTV、思わぬところに落とし穴があった。
気になるのは本日、金曜日のデモが開催されるのかどうかということ。
もともと、しばき隊のメンバーは来週月曜日の桜井誠氏の放送を阻止するべく金曜日のデモを計画していた。AbemaTVは月曜の放送についてまだ何も発表していない。もし争いを避けたいのなら、早めに放送中止とチャンネルの閉鎖を発表したほうがいいだろう。
【追記】
ユニリーバは公式HPにて今後は政治系番組のスポンサーを一切撤退すると発表した。AbemaTVについては直接のスポンサー契約を交わしていたわけではなく、たまたまネットワーク広告として表示された可能性が強いという。
ウェブ広告では以前から、管理画面にて宗教や政治など特定の話題を扱うサイトに対してフィルターをかけて広告を配信しないようにすることができるのが標準的になってきている。今回のユニリーバの決定はブランドイメージを守るために大切なことだろう。
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