Apple「iPhoneに白人の絵文字しかないのは差別という意見を聞いて、黒人の絵文字もつくることにした」
netgeek 2014年3月28日
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言われてみれば確かに肌が白く、目が茶色か青いものばかりである。黒人からしてみれば違和感を覚えるのは当然であろう。日に日にこの絵文字に対する風当たりは強くなっているようで、海外のニュースメディアactはついにapple社の経営陣に質問を送った。その結果、副社長から回答が得られたようなので翻訳して紹介しよう。
参考:What Does Apple Think About The Lack Of Diversity In Emojis? We Have Their Response.
http://act.mtv.com/posts/apple-responds-to-lack-of-diversity-in-emojis/
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iPhoneをみたときに白人以外の絵文字が少ないことに気づいたことはあるだろうか。400以上もある絵文字には実は多様性が足りないのである。
ネット上では黒人の絵文字がないことに対する不満も聞かれる。
It makes me mad that there are no black emojis…
— Tahj Mowry (@Tahj_Mowry) 2014, 3月 16
我々はこの問題についてapple社の経営トップに直接質問することにした。どうせ経営陣に聞くならティム・クックCEOがいい。メールを送ったところ、ティムから返信があり、副社長のケイトコットンにメールを転送するということだった、
ケイトは次のように語った。
「ティムから転送されたメールを読みました。絵文字の多様性を増やすべきという意見に賛同します。現在我々が提供している絵文字は標準的なものしかなく、絵文字のキャラクターにもバリエーションが必要です。現在標準規格を取り仕切っている団体と交渉中です。」
団体は規格改定に向けて動き出しているが、具体的な日にちはまだ決まっていないようだ。それでもApple社は近いうちに新しい絵文字をリリースするものとみられる。
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apple社は絵文字が差別的だという意見をすんなりと取り入れてくれたようだ。標準規格の団体と調整が終わり次第、アップデートされて絵文字のバリエーションが増えるものと予想される。
黒人の絵文字や黒目・黒髪のアジア人の絵文字も用意されることだろう。
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