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先延ばしをやめたいなら「2分ルール」を実践しよう!

netgeek 2013年10月3日
 

やらなければならないことがあってもついやりたくなくて先延ばしにしてしまい、後々大変なことになったことはないだろうか。もちろんこつこつやっていけたら最高だが、なかなかそうもいかない。しかし、今から紹介する「2分ルール」を実践すればやらなければならない“課題”を簡単にスタートすることができるだろう。


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先延ばしにしているほとんどの“課題”というのは、実はそんなに難しいものではない。たいていの場合、人はそれを終わらせる才能やスキルを持っているはず。ただ、私たちはその“課題”に取り掛かることを何らかの理由で避けているだけなのである。

「2分ルール」があれば我々がやらざるをえない“課題”にとても簡単に取り掛かることができ、それによって先延ばしと横着を克服することができる。その「2分ルール」は2つのパートに分けられる。

1.もしその“課題”が2分以内で終わるのであれば、今すぐやってしまおう!

まず1つ目、これはデイビッド・アレンのベストセラー、『仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法』からきている。

驚くべきことに私たちが延期している“課題”の多くは2分以内に終わらせることができるのだ。たとえば食後すぐの食器洗い、洗濯、ごみを捨て、部屋の掃除、メールの送信、などなどたくさんあるが、これらのことは2分以内に終わらせることができるはずだ。その場合は今すぐ取り掛かってさっさと終わらせてしまおう。

では、その“課題”を終わらせるのに2分以上かかってしまう場合、そのときはもうひとつのルールをお薦めしたい。

2.新しい習慣を始めるときはそれに取り掛かるまでに2分以上かからないものにしよう!

私たちが直面している“課題”と目標としているゴールはすべて2分以内に終わらせることができるだろうか。答えは明らかに「ノー」だ。しかし、すべての“課題”を2分以内に開始することはできる。そしてそのことがこの小さなルールに隠された目的なのである。

この方法はあなたの壮大な人生の目標を達成することの前においてはあまりにも基本的すぎて本当にそんなことで“課題”を終わらせ、目標を達成することができるのかと思うかもしれない。しかし、私はその気持ちには賛同できない。このルールはどんな目標を達成するときにでも使うことができる。その理由はたったひとつ。「実生活の物理学」である。

 

実生活の物理学とは

かのアイザックニュートンは大昔われわれにこう教えてくれた。IsaacNewton「しばしば、停止しているものは永久に停止し、動いているものは永久に動き続ける」と。これはわれわれ人間にとってはりんごが落ちてくるのと同じくらい当たり前の真実なのである。

「2分ルール」は非常に大きな“課題”でも小さな“課題”に取り掛かるのと同じぐらい使えるといえる。なぜなら私たちの人生にも「慣性の法則」を当てはめることはできるからだ。たとえば一度あなたが何かを始めれば、それを続けることは非常に簡単であるだろう。私が「2分ルール」を愛し、皆さんに薦める理由はこのルールが「ひとたびなにかを始めればさまざまな良いことが起こる」という考え方を含んでいるからだ。これからいくつか例をあげようと思う。

良い作家になりたい?―とりあえず1行だけ書いてみよう(2分ルール)、するとあなたはしばしば1時間以上書き続けている自分に気付くはずだ。
健康的な食事にしたい?―フルーツを1切れ食べてみよう(2分ルール)、するとあなたはいつの間にか健康的なサラダを作ろうという気になっていることに気付くはずだ。
読書の習慣をつけたい?―新しく買ってきた本の1ページ目だけを読んでみよう(2分ルール)、気付いたら第3章ぐらいまでは一気に読み進めているだろう。
週に3回ランニングするようにしたい?―毎週月曜日、水曜日、金曜日にランニングシューズを履いて、とりあえず家から出るようにしよう(2分ルール)、するとあなたは最後には足にマイレージを貯める―筋肉をつける―ことができるだろう。胃にお菓子を溜める代わりに。

2分ルールは、達成する結果についてではなく、むしろ“課題”を達成するプロセスについてのルールである。このルールの最も重要なところは何かに取り掛かることによってそれを続けることができるというところにある。

どんな新しい習慣を始めるにしても最も大事なことは、「それをはじめる」ということだ。それは、一番最初にその“課題”をスタートさせるだけではなく繰り返し取り掛かるようにする、ということである。このルールは“課題”の成果についてではなく、一貫して行動を起こすことについてのルールだが、これは特に取り掛かり始めの時期についていえることかもしれない。なぜなら「2分ルール」を続け、その“課題”について取り組むということを習慣づければ、あなたのパフォーマンスを向上させるための時間を後々とることは十分に可能だから。

「2分ルール」があなたに合っているかどうか保証することはできないが、もしあなたが「2分ルール」を実践しなければ永久にそれがあなたに良い効果をもたらすことはないということは保証する。
2分以内にできることはなんだろうか。今すぐそれをやるべきだ。時間は有限である。であればやらなければならないことをさっさと済ませて余った時間を有意義に使うほうがいいのではないか。課題を達成したいけどやる気が起きない、そんなときは「2分ルール」に従ってとりあえず取り掛かるということをお薦めしたい。

http://blog.bufferapp.com/how-to-stop-procrastinating-by-using-the-2-minute-rule#more-6275

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